身長

骨の成長をサポートする成分「ボーンペップ」ってなに?身長を伸ばす効果があるのはなぜ?

成長期の子供の身長を伸ばすために効果的と言われる成分は複数ありますが、その中のひとつに「ボーンペップ」(born pep)があります。

生卵

身長を伸ばすためのサプリメントの配合成分としても使われる「ボーンペップ」――ですが実際にはどのような成分であり、なぜ身長を伸ばすために効果があるとされているのか、あまり知られてはいません。

そのためここでは、ボーンペップについて詳しくご説明し、ボーンペップと身長の関係をご紹介します。

ボーンペップってなに?

ボーンペップとは、鶏卵の卵黄部分に含まれている「ペプチドタンパク質」のこと。

ペプチドとはおよそ2~50個のアミノ酸が「ペプチド結合」したモノを指します。たとえば2つのアミノ酸が結合したモノは「ジペプチド」、またおよそ2~20個のアミノ酸がペプチド結合したモノは「オリゴペプチド」と呼びます。

ちなみにタンパク質とは、20種類のLアミノ酸がペプチド結合したモノを指します。

ボーンペップは「骨(born)」と「ペプチド(peptide)」を合わせた名称であり、その名の通り、骨の成長に関わる成分なのです。

ボーンペップの身長を伸ばす効果

鶏卵は、産卵後21日でヒヨコとなって孵化します。(人間がおよそ10か月かかるのと比較し)たったの21日でヒヨコとなるには、当然ながら卵のなかに受精卵がヒヨコへと急成長するに十分な栄養素が含まれていることになります。

そのためこのヒヨコへと急速なスピードで成長する秘密に注目した研究が進められ、結果として卵黄内に「骨を形成する細胞を増殖させるペプチド」が発見されました。

これが現在「ボーンペップ」と命名されているペプチドタンパク質です。

とは言え、ボーンペップのみでは「骨を形成する細胞」を増やすことはできません。なぜなら骨の材料なる成分が同時に必要となるからです。そこで登場するのが「カルシウム」。ボーンペップはカルシウムと合わさって働くことで、骨の成長を促進し、骨を伸ばしていくのです。

さらには、ボーンペップはカルシウムと合わさることで、骨密度を高めることも判明しています。

成長段階において骨が伸びるということは、まさに身長が伸びることを意味します。そのためボーンペップはカルシウムと同時に摂取することで、「骨を成長させて身長を伸ばす」効果があると言えるのです。

ボーンペップが骨を成長させる仕組み

ではなぜボーンペップは骨を形成する細胞を増殖させ、骨密度を高める効果があるのでしょうか。

まず骨を構成する成分の重量比率は、

・無機質(リン酸カルシウムなど)・・・70%
・有機物(コラーゲン、カルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラル)20%
・水分・・・10%

という割合です。しかし体積としては骨のおよそ50%はコラーゲン。コラーゲンは、骨の構造を「鉄筋コンクリート」でたとえるなら、まさに骨組みである「鉄筋」部分を担っています。

そして鉄筋を包む「コンクリート」部分が、カルシウムを主としたミネラル成分なのです。

このコラーゲンやカルシウムで構成されている骨もまた、皮膚と同様に、新陳代謝を行い、新しい骨へと入れ替わっています。その骨の新陳代謝を行っているのが、骨に存在する「破骨細胞」と「骨芽細胞
」です。これらの細胞の働きにより、骨は(成人で)約3年で新しく入れ替わっています。

正常な骨密度の骨と骨粗しょう症の骨

■骨密度が減っていく4段階のイメージ

簡単にご説明すると、まず破骨細胞とは、字を見ても分かるように、骨を壊す細胞です。古くなった骨を構成するコラーゲンやカルシウムを溶かします。ちなみに溶けたカルシウムは血流に乗って体の各部位へと運ばれます。

次に骨芽細胞は、新しい骨を作る細胞です。骨の土台となるコラーゲンを新しく作り、血中のカルシウムが付着するように、接着剤のような役目をするタンパク質をコラーゲンに塗っていく働きをします。

ここでボーンペップに話を戻します。なんとボーンペップは、先述した破骨細胞が骨を壊す働きを抑制するのです。そして同時に新しい骨を作る骨芽細胞の働きを促します。

つまり、通常でさえ骨の成長が著しい成長期にボーンペップと骨の材料となるカルシウムを摂取することで、どんどんと新しい骨が育ちやすくなるのです。

※骨粗しょう症とは、加齢やホルモンバランスの崩れなどにより、破骨細胞の働きのほうが骨芽細胞の働きよりも優位になることで起こります。

ボーンペップと骨端軟骨の関係

さらにボーンペップには、骨端軟骨の増殖を促す作用があるとされています。

骨端軟骨とは、成長期の子供の骨の両端付近にのみ存在する骨の軟骨部分のこと。この骨端軟骨が集まっている部分は線状になっているため、「骨端線」と呼ばれています。

この骨端軟骨が細胞分裂を行い増殖し、大人の骨として硬く骨化することで子供の骨は伸びます。このようにして背骨や脚の長骨が伸びることで、結果的に身長が伸びることになります。

先述したように、ボーンペップはこの骨端軟骨の細胞分裂・増殖を促進させる作用もあるとされているため、必然的にボーンペップは身長を伸ばす効果があると言われるのです。

ボーンペップで身長をグングン伸ばそう!

ボーンペップを食事から摂取するには、卵黄を積極的に食べなくていけません。なぜならボーンペップは卵黄のみに含まれる成分のためです。

とはいえ、鶏卵を毎日多量に摂取するのは栄養の偏りもあり、現実的ではありません。そのため成長期の子供の骨を強くぐんぐんと伸ばすためには、サプリメントを活用してボーンペップを効率的に摂取することをオススメします。

ゆでたまご

繰り返しますが、ボーンペップは骨の材料となるカルシウム(さらにはビタミン、ミネラル、タンパク質)と同時に取り入れることで骨の成長効果を発揮します。これらの栄養素をバランスよく摂ることで、健康的に骨を成長させて、身長をめいっぱい伸ばしていきましょう。

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