身長

身長が伸びる秘密は成長期の「骨端線」にあり!成長ホルモン増量で骨端線を伸ばして

お子さん本人も親御さんも年々気になるのが「1年でどれくらい身長が伸びたか?」ではないでしょうか。もしも思いのほか伸び率が高くなかったりすると、「そろそろ身長が止まるのかなあ」と不安になったり……。

男女中学生

しかしそもそも、「身長が伸びる伸びない」の境目って何が関係していると思いますか? なんとなく骨が増殖する――なんて思っている方、いらっしゃるのでは?! そこで改めて、根本的に「身長が伸びる仕組み」について、ご説明します。

「骨端線」とは

漠然と「身長が伸びる=骨が伸びる」と一般的に言われますが、骨1本1本が「真ん中」あたりから伸びている、という勘違いもあるようです。しかし実際には、骨は、骨と骨との「繋ぎ目」から伸びています。

この繋ぎ目の名前を「骨端線」(こつたんせん)と呼び、主に「大腿骨」(だいたいこつ、太ももの骨。人体中で最大の長骨)、「脛骨」(けいこつ、膝から足首にかけての長骨)その他背骨などの骨にある骨端線が、身長の伸びに影響しています。

※全身の骨に骨端線はありますが(腕や指も成長しますよね)、ここでは身長に限って触れています。

身長が伸びる=骨端線が伸びる?

では、繋ぎ目である「骨端線」から伸びるとは、どういうことなのでしょうか。

骨端線のある子供の脚のレントゲン

※子供の膝部分のレントゲン写真。骨にスキマのような線が見えます。これが「骨端線」。

骨端線の間には「軟骨組織」があります。軟骨組織とは、文字通り「軟らかい骨」であり、通常の固い骨にはなっていません。

大人の骨端線のないレントゲン

※大人の膝部分のレントゲン写真。骨にスキマのような線がなく、骨端線は存在しません。

この軟骨組織は、脳から指示を受けた「脳下垂体」から分泌された「成長ホルモン」の働きにより、活性化されて増殖します。「繋ぎ目のスキマ」である骨端線で軟骨が増殖するため、そのスキマは押し広げられ、同時に軟骨は固い骨へとなっていくのです。

したがって、「身長が伸びる」または「骨が伸びる」とは、正確には「骨と骨の繋ぎ目のスキマが伸びる」現象を指していると言えます。

骨端線が消失する年齢

ではなぜある年齢になると、身長が伸びなくなってしまうのでしょうか。それは、成長期が終わると、「骨端線がなくなってしまう」からです。

身長がグングンと伸びるのは、一般的に10歳~17歳前後の「第二次性徴期」と言われ、その時期には骨端線があります。

※男性では25歳程度、女性では22歳程度まで、骨端線があり、身長が伸び続けるケースもあります。

しかしその時期を過ぎると骨端線はなくなり(正確には「閉じる」)、再び出てくることはありません。つまり、一度成長が止まってしまうと、二度と身長の伸びが再開することはないのです。

骨端線×成長ホルモン

身長を伸ばすためには、「骨端線が存在する間」に成長ホルモンを多く分泌させ、軟骨組織をドンドンと作り出す必要があることが、お分かり頂けたかと思います。

成長ホルモンが良く分泌する時間帯は「22時~2時」間の睡眠時。また十分な栄養と適度な運動も、成長ホルモンの分泌量を左右する、重要な要因です。

布団からのぞく足

大切な骨端線がある間に、適切な生活習慣を身につけて、グングンと身長(軟骨組織)を伸ばしていきましょう!

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