身長

「背が伸びる」って何?成長期に身長が伸びるメカニズム

「背よ、伸びろ!」と思っても、大人になってからはそうそう伸びてはくれませんよね。しかし当然ですが、子供たちは日々成長し、身長も(程度の差はあれ)伸びていきます。

芝生を歩く親子

そこで不思議に思うのが、「背が伸びる」「伸びなくなった」の根本的なメカニズム。ずいぶん前から身長が変わらない私と子供たちの身体のなかは、一体どこがどう違っているのでしょうか。

身長が伸びるって?

「身長が伸びる」とは、「骨(特に背骨と足の骨)が成長する=伸びる」ことを指します。

人間の身体は約200個の骨で構成されています。成長期の子供の骨には、それら1つ1つの骨の両端に「骨端線(こったんせん)」という軟骨が存在します。

子どもの足のレントゲン画像

※子供の足のX線画像。軟骨はレントゲンに写りにくいため、骨の繋ぎ目部分の骨端線は見えず、スカスカしているように見える。

骨端線は骨と骨をつなぎ合わせ、細胞が活発に増える場所。したがって骨の両端の細胞が増えることで、骨が長く伸びていくのです。

身長が止まるって?

成長期の子供の骨端線はやわらかい(=軟骨)のですが、ある年齢になると硬くなり、比例して細胞が増えなくなります。

そのため、骨端線が完全に固まって骨の増殖が止まると、「身長が伸びなくなった」「背が止まった」事になるのです。

ではそもそも、なぜ骨端線部分で細胞が増え、骨が伸びるのでしょうか。これにはホルモンの働きが関わってきます。

ホルモンと骨端線の関係

子供の成長には「成長ホルモン」が重要なことは知られていますが、「ソマトメジンC」というホルモンはご存じでしょうか。

ソマトメジンCとは、成長ホルモンの働きにより、肝臓で作られるホルモンです。このホルモンこそ、骨端線を活性化させ、結果的に身長を伸ばすのです。

さらには、運動をすることで骨端線に刺激が与えられると、骨端線の活動が活発化するとも言われています。また筋肉を使うと、成長ホルモンの分泌が増えて一石二鳥!

中学生の男女

骨端線がある時期は、「男性で18歳程度、女性で16歳程度」まで。

身長を伸ばすためには、骨端線が残っている間に「骨に必要な栄養素」「運動」「睡眠」を十分に取り、成長ホルモンとソマトメジンCをしっかりと分泌させる必要があるということですね。

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