身長

日本の子供の平均身長が伸びている!欧米の高身長国の秘密とは

「多少なりとも親からの遺伝が子どもの最終身長を左右する」と思い、子供の身長の低さをなかば諦めている親御さん、またお子さん自身は少なくないと思います。しかし日本人の平均身長は伸びており、2014年末のデータによると日本人男性の平均身長は世界29位になったとのこと!

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日本人男性の平均身長が170.7cm、日本人女性の平均身長は158cm。これはあらゆる年代を含めての平均身長なのですが、50年前と比べて約10cmも平均値が伸びているのです。

子どもの平均身長が伸びている

さらに子供のみの平均身長を比較すると、予想通りというべきか、およそ60年の間で約20cmも高くなっているのです。

例)男児13才の平均身長
1950年…141cm
2008年…160cm

ではなぜこのような急激な身長の伸びが見られるのでしょうか。そこで多く指摘されているのが、「食の欧米化」と「運動量の増加」とのこと。

「食の欧米化=動物性タンパク質」が身長アップに貢献

「食の欧米化」とは、シンプルに言えば「お肉や乳製品を日常的に食べるようになった」こと。つまりは昔に比べて動物性タンパク質を取り入れる機会が増えたことが、身長を伸ばす結果に結びついたと考えられるのです。

さらには学校教育の一環として、運動習慣をつけさせたことも関係しているとか。栄養バランスがよくなり、なおかつ定期的に身体を動かすことで、文字通りノビノビスクスクと子供たちの身体が育つようになったのです。

寒い地域の人ほど背が高くなる?

ではここで、世界の平均身長をご紹介します。

●上位3位
1位:オランダ

男性…183.8cm
女性…169.3cm

2位モンテニグロ

男性…183.2cm
女性…168.4cm

3位デンマーク

男性…182cm
女性…168cm

世界の平均身長を見て気づくことは、「北の方の国ほど平均身長が高め」ということ。このような生物の現象は「ベルクマンの法則(規則)」と呼ばれており、簡単に言えば、人間にかぎらず動物全般は、寒いほどに身体(体長、身長)が大きくなるのです。

世界各国の子供

ではなぜ寒冷地にいくほどに身体が大きくなるのでしょうか。その理由は「体温保持の目的」と「表面積」の関係にあります。哺乳類など恒温動物は、常に体温を一定に保つために、代謝機能などによって体内で熱を生産しています。

また同時に、熱を外に発散させる必要もあり、汗による気化熱によって行われています。汗をかくのは身体の表面であることから、「表面積」が大きいほど熱放射量が多くなります。熱生産量は体長の3乗、熱放射量は体長の2乗に比例するのです。

以上から、体長が大きいほどに体重あたりの表面積は小さくなります。寒冷地では熱放射量は出来る限り少ない方が良いため、表面積は小さいほうがメリットがあります。そこで表面積を小さくするために体長、つまり人間で言えば身長が高くなる傾向にあるのです。

全ての人、パターンに当てはまる訳ではありませんが、生物は子々孫々と生存するために環境に適した体格に進化していることが分かります。

チーズや豆類などの栄養素に注目

「ベルクマンの法則」について知ると、「じゃあやっぱり身長や体格の育ち方には遺伝が一番重要?」と思われたかもしれません。しかしここで別の説も挙げます――北の国に行くほどに酪農が盛んなため、乳製品を多く摂取していることも関係しているかもしれないのです!

食の欧米化が進む現代においても、多くの日本人は「チーズ=高カロリー=太りやすい」という連想により、あまり多く摂取してはいけないようなイメージを抱きやすいかもしれません。

しかしチーズには脂質のほかに、ビタミンB2、カルシウム、タンパク質などの栄養素が含まれています。ビタミンB2は脂質を燃焼させる効果があるため、チーズを食べることでエネルギー代謝がよくなり、太りにくく身体の成長を応援します。

またチーズに含まれるカルシウムにも、他の食品とは異なるメリットがあります。カルシウムは通常、あまり腸からの吸収率が良くない成分ですが、チーズのカルシウムに限っては吸収率が高いのです。カルシウムは「骨を伸ばす」機能はありませんが、「骨を丈夫にする」重要な成分です。カルシウムがなければ、骨を伸ばし育てる礎がないのと同じなのです。

その他、豆類の料理が多いことも身長との影響が指摘されています。豆類にもまた、植物性タンパク質やアミノ酸の一種であるアルギニンなど、身体づくりに欠かせない良質な成分が含まれているからです。

食事とサプリメントを上手に取り入れて

さらに、欧米は日本と比べてサプリメント先進国。日本でもここ数年でサプリ摂取を習慣づける人が増えましたが、まだまだ子供となると少ないのが現状です。

しかし欧米では子供のうちからサプリメントを摂ることが普通なのです。伸び盛りの成長期にこそ必要な栄養素を食事やサプリメントで存分に取り入れることで、高身長を手に入れているのです。

グラスに入ったサプリメントと野菜

お子さんに身長の伸び悩みがあるのなら、一度身体づくりの基本である食事と栄養素について見なおしてみては。高品質のサプリメントのサポートを得ることで、未来の身長が変わってくるかもしれません!

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