身長

両親の身長が低いからこそ、身長が伸びる生活習慣で遺伝に負けない!

両親の身長が低いから、遺伝して自分も身長が伸びないのでは……。そのような心配を抱えているお子さん、もしくは親御さんが多いことは意外ではありません。

周りを見回しても、親御さんが低身長だとお子さんも小柄なケースが多いですよね。しかし中には、親御さんは小柄なのにお子さんは高身長だったり、逆に(残念ながら)お子さんの方が小さかったり……、という事もあると思いませんか?

身長の異なる女性2人

さらには、年代別の平均身長を考えても、若い世代ほど高くなっていますよね。つまり、身長の伸びに関して「遺伝は絶対的要因ではない」のです!

身長と遺伝の関係は2割程度!?

実際、遺伝が子供の身長に関係するのは「20%程度」と言われています。

このような言葉に「兄弟姉妹で同じくらいの身長ってよく見かけるけど、両親からの遺伝だからじゃないの?」なんて反論がありそうですね。

しかし兄弟姉妹で同程度の身長の場合、似通った生活習慣(食事や運動、睡眠の取り方など)を送っている可能性が高いのです。

つまり、もしも兄弟のなかで1人だけ、飛び抜けて高身長の子供がいる場合、「他の兄弟とは異なる、身長が伸びた要因がある」ということになりませんか?

必要な栄養素をバランスよく

身長を伸ばすためには、まずは「栄養素」をバランスよく摂取することが大切です。

昔から「骨を伸ばすにはカルシウム」という刷り込みがあるため、「牛乳と小魚のみ」を大量に摂る子供(もしくは摂らせる親)がいますが、偏った栄養素の摂取はあまり効果的ではありません。

まずは骨作りのベースとなるタンパク質を摂り、作られた骨を「強化」するために、カルシウムやマグネシウム、銅やマンガン、ビタミンC、Dなどの栄養素をプラスしましょう。

また、遺伝に関係なく身長を伸ばすためにカギとなるのは「成長ホルモン」。成長ホルモンを十分に分泌させるために、アミノ酸(=タンパク質の構成要素)の1種である「アルギニン」が注目されています。

子供はアルギニンを体内でほぼ作ることができないため、食事によって摂取する必要があります。たとえば鶏肉やレーズン、ごまなどに含まれているため、それらを組み合わせた食事に気をつけましょう。

※砂糖の成分は、カルシウムを排出させてしまいます。そのため甘いおやつやジュースの食べ過ぎ・飲みすぎに注意してください。

睡眠は質の良さを意識して

身長を伸ばす成長ホルモンの分泌量には、「睡眠」も深く関わっています。

睡眠には2種類あります――脳が働いており、夢を見やすい「レム睡眠」と、脳も身体も休んでいる「ノンレム睡眠」です。

このうち、成長ホルモンが多く分泌されるのは「ノンレム睡眠」時。そのため身長を伸ばすためには、できる限りノンレム睡眠状態で眠ることが重要なのです。

そこで注意したいのが、以下の点です。

1.就寝前までテレビやスマホなどを見ない(脳を興奮させないため)
2.就寝3時間前までに食事を済ます(胃腸に食べ物が残ると、成長ホルモンが分泌されないため)
3.日中は適度に運動する(疲労感があると、深く眠れるため)

ぐっすりと眠って効果的に身長を伸ばすために、適度な疲労とリラックスできる環境を作りましょう。

基本を大切に

遺伝だからと諦めかけているお子さん、親御さん。生活習慣を改善すれば、身長がぐんぐんと伸びる可能性は大きくあるのです。

日本の食卓風景

生活の基本とも言える「食」「睡眠」「運動」の質を大切にして、遺伝に負けない体づくりを目指しましょう!

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

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