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身長を伸ばしたい人が絶対にやってはいけないこと3つ!身長が伸びる仕組みを知って効果的に伸ばそう

身長は遺伝だから、どれだけ身長を伸ばしたいと思っても自力ではどうにもできない!――このように考えて身長を伸ばすことをあきらめている子供さんは多くいます。しかし実は、身長を決める遺伝の影響は20%程度と、かなり低い割合なのです。

母親と娘

そこで、本気で身長を伸ばしたいと願っているのなら「絶対にやってはいけないこと」を以下にまとめました。

身長を伸ばしたい人が知っておくべき、身長が伸びる仕組み

そもそも身長が伸びるとは、骨の両端付近にある軟骨部分が増殖し、骨が長くなることを意味します。この軟骨部分を「骨端線」と呼び、軟骨自体を「骨端軟骨」と呼びます。

骨端線は成長期の子供の時期にしか骨に存在せず、骨端線がなくなると(これを「骨端線閉鎖」という)伸びしろである軟骨部分がなくなったことを意味するため、身長が伸びる可能性はなくなります。

ではどのようにして骨端軟骨が増殖し、骨が伸びるのでしょうか。それは「成長ホルモン」という、脳の指令を受けた「下垂体」という脳の一部から分泌されるホルモンの一種の働きによるのです。

成長ホルモンは直接的に骨端線まで到達するルートと、肝臓を経由してIGF-I(別名「ソマトメジン-C」)という別の物質に変わって骨端線に働くルートがあります。どちらのルートでも同じく、成長ホルモンは骨端軟骨の増殖を活性化させ、骨をグングンと伸ばす作用があります。

したがって、身長を伸ばすためには成長ホルモン自体を存分に分泌させることが重要なのです。

身長を伸ばしたい人がやってはいけないこと1:睡眠不足

「寝る子は育つ」という言葉は、乳幼児期のみを指してはいません。実際には、身長が伸びる可能性のある成長期全般に渡って、「睡眠」は身長を伸ばすためには必要不可欠な行為なのです。なぜなら睡眠中こそ、身長を伸ばす効果のある成長ホルモンが最も分泌される時間だからです。

さらに厳密に言えば、「入眠後3時間」が最も成長ホルモンの分泌量が多くなる時間帯と言われています。そのため眠りについた最初の3時間のあいだにぐっすりと眠ることを習慣づけることで、身長の伸びが大きくなるのです。

※年齢別の推奨睡眠時間(就学以降)は、「6~12歳:9~11時間(最低でも7~8時間)」「13~18歳:8~9時間」と言われています。

もしも寝付きが悪いのなら、寝る直前までテレビやPC、スマホなど、人工的な光を浴びてはいませんか?

このような光を夜中にまで浴びていると、脳はずっと覚醒状態となり、質の良い睡眠を取って成長ホルモンを分泌させることはできません。

身長を伸ばしたいのであれば、少なくとも就寝時間の1時間前にはスマホなどの人工的な光を浴びないようにし、部屋の照明もじょじょに暗くし、スムーズな入眠を迎えるように工夫しましょう。

身長を伸ばしたい人がやってはいけないこと2:偏った栄養の摂取

ここ数年、小学生のダイエット志向や添加物の多い食事やおやつの摂取が問題になっています。

摂取する栄養が偏っていれば、身長を伸ばすために必要な成長ホルモンは十分に分泌されません。また骨をはじめ、筋肉や神経、内臓など、身体そのものとも言えるすべての器官を正常に維持し働かせるためには、多くの栄養素が必要なことは想像に難くありません。

食事をする子供

身体作りに必要な3大栄養素は、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」です。その上で健康で丈夫な骨を形成するためには、骨の構成要素であるカルシウムや、カルシウムをサポートするマグネシウムやビタミン類も合わせて摂取する必要があります。

さらにはアミノ酸の存在も忘れてはいけません。人間の身体には20種類のアミノ酸が関わっており、これらのアミノ酸が様々な組み合わせによって異なる種類のタンパク質を形成しているのです。

またこれら20種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」「非必須アミノ酸」に分けられ、体内で合成できない「必須アミノ酸」は食事などによって外部から身体に取り入れないといけません。

特に「アルギニン」というアミノ酸は、(大人の場合は非必須アミノ酸ですが)子供の身体ではほぼ合成できない必須アミノ酸であり、さらには成長ホルモンの分泌を促すことで骨を増殖させる物質です。そのため身長を伸ばしたいのならば、アルギニンを食材やサプリメントからきちんと摂取しなくはならないと言えます。

ただしなにか特定の栄養素のみを多量に摂取しても、その栄養素は効果的には働いてくれません。アルギニンであれカルシウムであれ、あらゆる栄養素は他の栄養素と協力しあって身体づくりを行います。そのため特定の食材のみを食べて空腹を満たす、というような栄養の偏りには注意しましょう。

身長を伸ばしたい人がやってはいけないこと3:運動不足

携帯ゲームなどに夢中になることで運動不足の子供たちが増えていますが、実は運動不足も身長を伸ばしたいのならば解消すべきことです。

なぜなら運動をすると、成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンは運動開始から15分後から分泌し始め、運動終了後3時間まで分泌し続けます。

さらには、運動を行うと食欲が増進され、栄養素を多く取り入れることができます。さらには質の良い睡眠も取れるようになるため、成長ホルモンの恩恵を十分に受けることができるようになるのです。

水泳をする子供

しかし運動過多は反対に疲労やストレスを溜めてしまう原因にもなります。そのため身長を伸ばしたい目的で運動をするのであれば、子供本人が楽しく行い、心地よく疲れが残ってぐっすりと眠れる程度にしましょう。

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