身長

身長が高い人は手足のサイズも大きい?手足サイズと身長の高さの相関関係とは

身長にまつわる、よく耳にする言葉として「この子は手が大きいから、将来は身長が高くなるね」「身長が高いから、やっぱり足のサイズも大きい!」といった手足トピックスに心当たりはありませんか?

大人と子供の手

「手足のサイズ」と「身長の高さ」は比例する、という考え方は昔から一般的に浸透していますが、医学的にはどうなのか、子供の身長が気になる親御さんなら知りたいはず。

そこでこの「手足のサイズ=身長の高さ」説の信ぴょう性について、調べました。

骨の成長率は均等ではない

さっそくですが結論を言えば、「手足のサイズ」と「身長の高さ」に相関関係はありません! つまり、全く医学的根拠のない話なのです。

ではなぜこのような噂が、長い間まことしやかに広まっているのでしょうか。それは「骨の成長」=「身長の伸び」であり、同時に骨がよく成長するということは、「手足の骨も伸びやすい」からです。

当然ながら、成長期の子供の骨は一箇所だけが成長するわけではなく、背骨や首、腕・脚全体から指の骨まで、体中の骨が(骨と骨をつなぐ「骨端線」部分の細胞分裂により)伸びていきます。

成長ホルモンがよく分泌していれば、骨の成長率が高くなるため、背骨や脚の骨が伸びれば、末端の手足の骨も伸びるわけです。そのため「足や手が大きい人」のなかで「身長も高い」人の比率は高くはなります。

しかし、全ての骨が均等に伸びるとは限りません。ですから「身長は標準以上に高いが、手足はそれほど大きくない人」もいれば、逆に「身長は標準以下だが、手足は大きい」人も少なくないのです。

日本のみの迷信

日本では「手足が大きいから身長が高くなる」「身長が高いから手足が大きいのは当たり前」というような考え方がありますが、実は他の諸外国(欧米、アジア圏を含め)では、そのような考え方はありません。

そのため、「手や足のサイズが小さいから、身長があまり伸びないに違いない(伸びないのでは?)」と無用に心配したり落ち込んだりする必要は全くありません。

また「手や足のサイズが大きいから、最終身長も高いだろう」と思い込み、暴飲暴食や夜更かしなどの不摂生を繰り返していると、成長ホルモンが睡眠中にうまく分泌されず、最終身長が標準よりも下回ってしまう可能性も大いにあるのです。

手足の大きさにとらわれずに

医学的根拠がなく、世界的にも珍しい「手足が大きい=身長が高い」という迷信を信じて、一喜一憂するのは賢明ではありません。

墨による手足の形

それよりも骨を伸ばして身長を高くするために、(思春期までに)いかに成長ホルモンを分泌させるのかについて、より良い方法をお試しになる方が現実的と言えますね。

「ベテランママ」の身長新着記事

新着記事をもっと見る