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保育園と幼稚園の違いって何? 子供にとってどちらの園を選べばいいのか迷ったらチェック!

子供が生まれてしばらくすると、問題になるのが「保育園、幼稚園」問題。

家庭環境や経済的な事情などはそれぞれのご家庭で異なるため、一概に「どちらが良い」とは言えないものの、そのような事情を差し引いた場合に「保育園と幼稚園、どちらにいれたほうが子供にとってはいいの?」という疑問を抱く親御さんの声が多いのも事実です。

幼稚園の制服を着ている子供

そのためここでは、保育園と幼稚園の違いなどについてまとめました。

幼稚園と保育園の基本的な違い

幼稚園と保育園とでは、第一に保育対象(受入れ対象)となる子供の年齢が異なります。

・幼稚園・・・3歳になった年の次の年度の4月から小学校就学前までの年齢
・保育園・・・0歳から小学校就学前までの年齢

また園に子供を預かる時間(一般的な保育時間、延長保育除く)も異なります。

・幼稚園・・・9時からおよそ14時まで
・保育園・・・7時半からおよそ18時まで

これらの違いにより、保育園では「ご両親がお仕事をしていて子供を日中保育できない」ご家庭でなければ、多くの場合は入園許可を取ることができません。

幼稚園と保育園では目的が異なる!?

そもそも幼稚園と保育園とでは、前提として目的が異なります。幼稚園は「教育施設」であるのに対して、保育園は「児童福祉施設」であり、そのため幼稚園を管理する所管は「文部科学省」、保育園を管理する所管は「厚生労働省」なのです。

・幼稚園・・・教育施設のため、先生は「幼稚園教諭免許状」を持つ(所管:文部科学省)
・保育園・・・児童福祉施設のため、先生は国家資格「保育士資格証明書」を持つ(所管:厚生労働省)

どちらが優れているか、ということではなく、どちらの先生もそれぞれの園の目的に合った専門技能・資格を持っていると考えられます。

幼稚園と保育園では入園申請時期が異なる!?

入園準備を始める時期もまた、幼稚園と保育園とでは異なるため、注意が必要です。

幼稚園の場合は、基本的に小学校と同じく4月に一斉入園とされているため、その前年の秋(9-11月ごろ)に入園願書の配布が始まり、その後願書の受付、面接などの試験があり、合否が発表されます。

親子で遊ぶイメージ

保育園(認可保育園)の場合は、入園希望日の前月にお住まいの地方自治体に申請し審査を受ける必要があります。審査に合格すれば入園できます。ただし注意点として、(4月入園希望者が多いため)幼稚園と同じく前年の秋冬(10-12月ごろ)に申請受付を始める地方自治体も増えています。

幼稚園、保育園は通園路、通園時間、通学方法を事前にチェック!

幼稚園、保育園のどちらを選ぶかはご家庭の事情によりますが、どちらであろうとも申し込みを決めるまでに、ご自宅から園(園から職場)までの通園路や通園時間を「実際に利用すると想定される時間帯」で確認されることをオススメします。

毎日通うことになる幼稚園、保育園のため、親御さんも子供さんも負担にならない通園方法・時間となるようにしましょう。

ではここで、想定される通園方法について見ていきます。

【通園方法1:徒歩】
費用がかからず、自ずと自宅近辺となるため何かあれば駆けつけやすい。
反面、悪天候時は子供と通うのが大変。

【通園方法2:自転車】
徒歩と同じく費用がかからず、徒歩よりも距離が伸びるため選択肢が広がる。
反面、悪天候や事故・ケガのリスクが高まる。

【通園方法3:園バス】
徒歩や自転車よりも距離が伸びるため選択肢が広がる。天候にも左右されない。
費用は月に数千円必要。

幼稚園と保育園の費用の違い

気になる費用面は、園の経営形態によって大きく変わります。

まず幼稚園の場合、公立幼稚園と私立幼稚園とで費用に幅があります。

一般的に公立幼稚園の場合は、年間の平均保育費は約22万円。私立幼稚園の場合は約50万円と倍以上です。

保育園の場合、「認可保育園」「無認可保育園(保育所)」「認証保育園(保育所)」というように分けられ、費用も大幅に変わります。

認可保育園、認証保育園は住所を登録している地方自治体に申請し契約するため、費用も地方自治体によって異なりますが、世帯年収と子供の年齢によって定められています。
※厚生労働省によると、月額2~3万円(年間24~36万円)が平均的な費用目安となっています。

無認可保育園の場合は、保育する時間帯や子供の年齢などにより規定されているケースが多く見られます。

【幼稚園と保育園の一般的な費用まとめ】
・公立幼稚園・・・月額2万円(年間22万円)
・私立幼稚園・・・月額4~5万円(年間50~60万円)
・認可保育園、認証保育園・・・月額2~3万円(年間24~36万円)
・無認可保育園・・・保育条件による

幼稚園と保育園とで教育カリキュラムの違いはある?

先述したように、幼稚園は「教育施設」であり保育園は「児童福祉施設」と分けられています。そのため親御さんによっては、幼稚園のほうが小学生になった際に子供の学力に差がついており、その学力差が生涯続くのではないかと懸念される方もいるようです。

しかし実際には幼稚園のみならず保育園でも英語教育など、特別な教育カリキュラムをオリジナリティのひとつとして前面に打ち出しているところもあります。

また幼稚園であっても、運動を重視した教育を行っているところもあり、一概に「幼稚園はお行儀や勉強を教える」「保育園は開放的にのびのびと育てる」といったステレオタイプではまったく決めつけられないのです。

子供が楽しく過ごせる幼稚園、保育園を選んで!

多くの先輩ママは、「結局小学校3年生ぐらいになると、通っていた幼稚園や保育園での違いはほぼなくなり、ご家庭での教育方針のカラーが子供に反映される」という感想を述べられています。

つまり、子供の将来の学力差や態度・性格は、結局のところ「幼稚園か保育園か」ではなく、ご家庭での過ごし方によるのではないでしょうか。

シャボン玉遊びをする子供

幼稚園か保育園かで悩まれた場合は、お仕事の状況や家や職場からの利便性、そして当然ながら「子供本人が楽しく通うことができる雰囲気かどうか」を念頭において、選ばれることをオススメします。

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