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ベビースイミングってなにがイイの?ベビースイミングで得られる驚きの効果と注意点とは

近年、子供が乳幼児の時からなにかしらの習い事をさせたいと考える親御さんは珍しくありません。特に最近では「ベビースイミング」という、(首がすわってからの)生後6か月~3歳程度までのお子さん対象のスイミングスクールが大人気!

ベビースイミングのパパと乳幼児

しかしまだまだベビースイミングの良さについて、いまいちピンとこない……、というパパ・ママ(もしくはおじいちゃん、おばあちゃん)もいらっしゃいます。そこでベビースイミングを経験することでベビーもパパ・ママも得られる驚きの効果やメリットについてご説明します。

ベビーの生活リズムにおけるメリット

赤ちゃんの脳はまだ昼夜のサイクルが定まっていないため、夜中になかなか眠ってくれなかったり、授乳時間がバラバラになってしまったり。多くのママさんたちが赤ちゃん独自のタイミングに振り回されてしまいますよね。

そこでお役立ちなのがベビースイミングです。ベビースイミングを行うと、赤ちゃんは全身の肌で水の刺激を感じ、水中では日常生活とは異なる全身運動をします。筋肉を使うということは、発達もしますが当然疲労感も伴います。

さらにベビースイミングは一般的なスイミングとは異なり、親子で抱っこしたりボールなどのおもちゃを使うなどして「遊ぶ」ことがメインのため、赤ちゃんが「楽しい!」とめいっぱい感じる時間が増え、満足感を得ます。

すると赤ちゃんはスイミング後のお昼寝はもちろん、その夜もぐっすりと眠ってくれます。それを繰り返すことで脳が昼夜の区別をつけられるようになり、生活リズムが整って、たとえばベビースイミングの日以外にも夜には眠ってくれるようになります。

ベビーの脳機能におけるメリット

浮力のある水中で全身運動を行うと、運動機能が発達し、さらには呼吸機能の向上にもつながります。呼吸が整うと脳機能も上がる関係が認められているため、言語能力などの伸びも期待できます。

※就学前からスイミングを行っていると、空間認識能力や読解力、表現力や数学力が、スイミングを行っていない子供と比べて「高くなる」という研究結果が出ています。

ベビーの身体機能におけるメリット

快適に調節された室温にばかりさらされている赤ちゃんと比べて、水中に入るベビースイミングを経験する赤ちゃんは、自らの体温調節機能が向上します。

また皮膚も外部刺激に強くなり、風邪などの軽い細菌に対しての抵抗力がつきます。

なお、赤ちゃんに喘息傾向が見られる場合、湿度が高く乾燥しにくいスイミング環境は呼吸に負担がかかりにくいため、ベビースイミングはオススメの運動方法とされています。

またアトピー性皮膚炎を持つ赤ちゃんにとっても、かゆみを誘引する汗が肌に付着したままにならず、運動ができるベビースイミングは、ストレス解消にもつながるため推奨されています。

ベビーの水への恐怖心払拭におけるメリット

赤ちゃんは胎内では羊水につかっていたため、生後間もないほど「水への恐怖心」は少ないと言われています。しかし1歳を過ぎる頃から経験を積むことで恐怖心を覚えるようになり、なかにはお風呂のシャワーが怖くて泣いてしまう子もいます。

ベビースイミングをする母子

そこで早い段階でベビースイミングを(継続的に)体験させることで、水への恐怖心を無くすことができます。バスタイムから外での水遊び、就学後の水泳の時間などを楽しく過ごすことができるため、後々に響くコンプレックスや苦手項目を減らすことができます。

ベビーとパパ・ママ間のコミュニケーションにおけるメリット

ベビースイミングは、3歳以降のお子さんが習う(正しい泳ぎ方レッスンのような)スイミングとは異なり、赤ちゃんが水に慣れ、親子ともども楽しく遊ぶことを目的としています。

そのため、主に「パパ・ママが赤ちゃんを抱っこして水中を歩く」「パパ・ママが赤ちゃんを支えつつ赤ちゃんを水面に浮かせる」「ボールなどのおもちゃを使って、パパ・ママと一緒に水中で遊ぶ」など、親子で触れ合いコミュニケーションを取ることができるのが特徴的です。

自然にスキンシップを取ることで、赤ちゃんとパパ・ママ間の絆が深くなり、精神的にも安定します。

ベビースイミングの注意点

赤ちゃんにもパパ・ママにも良い事づくめなベビースイミング――しかし何事もメリットばかりでなく、注意すべき点もあります。

1.感染症
唾液や鼻水などからウイルス感染する「プール熱(咽頭結膜熱)」や結膜炎などの感染症に注意する必要があります。

ベビースイミングの前後は赤ちゃんの体調を観察し、体調不良の兆候があればすぐに中止するようにしましょう。

※プール熱とは、実際には「プール(スイミング)」以外からも感染する疾患の俗称です。プール以外の(保育園などの)人が多く集まる場で感染しやすいため、衛生面にご注意下さい。

2.水中毒

赤ちゃんも大人も関係なく、水を飲み過ぎると「水中毒」という症状を引き起こします。

水中毒とは、水の過剰摂取により血液中のナトリウム濃度が低くなり、頭痛や嘔吐、ひどい場合には失神から死に至る場合もある中毒症状です。

生まれたてから生後4~6か月程度までの赤ちゃんには、口や鼻を水につけると息を止めて声門を閉じる「潜水(ダイビング)反射」という機能が自然に備わっています。しかし潜水反射がまだ残っているからといって油断をすると、赤ちゃんが運動中にプールの水を多量に飲んでしまうことがあります。

そのため、インストラクターの指導通りに行い、赤ちゃんに決して無理をさせないようにしましょう。

赤ちゃんが楽しむために

赤ちゃんにもパパ・ママにも驚くべき効果が認められているベビースイミング――赤ちゃんの身体が丈夫になって心身ともに元気に育ってくれるのは、ご両親にとって嬉しいことですよね。

プール内の子供

ただし水を嫌がる赤ちゃんに無理強いしたり、抵抗力が弱くなっている時期にも通わせたりするのは本末転倒です。一番は赤ちゃん本人が楽しむこと。親子いっしょに笑顔で過ごせるように、ベビースイミングをご活用してみては。

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