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親子ではじめる赤ちゃん体操の効果って?月齢別、おすすめ赤ちゃん体操の方法まとめ

初めての出産、子育てを経験されている新米ママ・パパの方は、赤ちゃんとどう接すればよいのか、時に不安に思ったり考えこんでしまったりしてしまうこともあるのでは? なかには、赤ちゃんを大切にするあまり、過保護になりすぎてしまう、ということも珍しくはありませんよね。

赤ちゃんとママ

しかし、たとえば子供の運動能力というのは、生まれたときから身体をいかに動かした経験があるか、その経験値の積み重ねが重要なのです。というのも赤ちゃんは生まれた時から神経細胞ニューロンを140億個持っており、この数は成人と変わりません。

赤ちゃんは生まれた瞬間からも外界からの刺激によって脳を発達させ、生後9か月前後には脳内のシナプス(神経伝達網)がぐんぐんと伸び広がっていくのです。赤ちゃんは3歳までに大脳を「成人の80%」まで完成させていくのです。

このように脳の発達に重要な赤ちゃんの時期――そこでオススメしたいのが「赤ちゃん体操」です。「赤ちゃん体操って何? 赤ちゃんに無理させて大丈夫なの?」と心配になる親御さんのために、生後半年までの赤ちゃん体操の方法についてご説明します。

赤ちゃん体操はスキンシップのひとつ

赤ちゃん体操とは、別名「ベビー体操」「ベビービクス」とも呼ばれる、ママ・パパの手によって赤ちゃんにしてあげるマッサージと(赤ちゃんの)動きのトレーニングの一種です。

赤ちゃんは急速に発達しどんどんと活動的になるため、月齢によって赤ちゃん体操の内容は異なります。そのためその時期の赤ちゃんがどのようなことを求め、成長しようとしているのか、マッサージや体操を介してスキンシップをとりながら、赤ちゃんをサポートする気持ちで行うと良いでしょう。

ただし、いきなり赤ちゃんに無理を強いる必要はありません。赤ちゃんが嫌がる素振りを見せればすぐにやめるようにしてください。また最初から長時間、赤ちゃん体操をするのではなく、赤ちゃんが慣れてきたら少しずつ時間や赤ちゃん体操の数を増やすなど、様子を見ながら行いましょう。

新生児期(0~1か月)の赤ちゃん体操

この時期、赤ちゃんはまだ「原始反射」で動きます。原始反射とは、中枢神経系からくる無意識・生まれつきの反射運動であり、子宮内にいる時から持って生まれた反応です。脳の前頭葉が発達するにしたがって、この原始反射は失われます。

この原始反射のひとつに「把握反射」が挙げられます。掌握反射とは、なにか物が赤ちゃんの手に触れると、自然と強く握る行動を指します。ちなみに手の場合は「手掌把握反射」、足の場合は「足底把握反射」と言います。

この把握反射により、赤ちゃんの手の平の小指側から親指側へと刺激を与えると、赤ちゃんはぎゅっと手を握ってきます。そのためこの時期は「スキンシップ」かつ「赤ちゃんの手の力をつける」ために、ママ・パパの親指や人差し指を赤ちゃんの小指側から出し入れし、赤ちゃんがグーパーするようにしましょう。

把握反射

またこの時期は股関節を柔軟にする運動もオススメです。赤ちゃんの両太腿の後ろに両手を当てて、太ももを優しくつかんで外側へ開きましょう。おむつ交換の時などにしてみてもいいですね。

※赤ちゃんが嫌がるようならやめてあげましょう。また無理に力を入れて赤ちゃんの足を掴んだり開いたりしないようにしてください。

首すわり期(2~4か月)の赤ちゃん体操

この時期は赤ちゃんが外界の物に意識を持ち始めます。まずは身近な「自分の手」に興味を持ち、自分の手をじっと見つめる行動が見られます。これを「ハンド・リガード」と呼びます。

また笑顔など様々な表情も出るようになり、笑い声も上げるようになります。

この時期の赤ちゃん体操にオススメなのは、腕を大きく動かす体操です。赤ちゃんが仰向けになった状態で、ママ・パパの両手の親指を赤ちゃんの両手に握らせます。ママ・パパの残りの4本指で、赤ちゃんの手首を優しく掴みましょう(向い合って、互いの両腕で輪を作る感じですね)。

そのまま赤ちゃんの両腕を(無理のない範囲で)広げます。次に赤ちゃんの胸の前まで腕を下ろし、胸前で両腕を交差させます。この一連の動きを、赤ちゃんが楽しんでいるあいだ、行います。

※急激な動きはせず、赤ちゃんの腕全体が開いたり閉じたりをするように気を付けましょう。

次に股関節と足の曲げ伸ばしの体操です。新生児期の時と同じく、赤ちゃんの両太腿の後ろに両手を当てて、太ももを優しくつかみます。股関節を外側に開くようにして、左右片足ずつをゆっくりと曲げ伸ばしします。

※赤ちゃんの自然な足の動きに合わせて、太ももを支えてあげるイメージです。

寝返り期(5~6か月)の赤ちゃん体操

外界に興味を持つようになり、意思をもって自分の身体を動かそうとし、またそうすることで身体を自由に動かす方法を学習していきます。

この時期はこれまでもより大きな動きを赤ちゃん体操で楽しみましょう。まず両腕の屈伸をします。首すわり期の赤ちゃん体操と同じく、赤ちゃんが仰向けになった状態で、ママ・パパの両手の親指を赤ちゃんの両手に握らせます。ママ・パパの残りの4本指で、赤ちゃんの手首を優しく掴みましょう

赤ちゃんの片一方の腕を上方向に肩から伸ばし、もう片方の腕は下方向に曲げるようにして、交互に赤ちゃんの両腕を屈伸させます。

※無理に赤ちゃんの腕を引っ張ったり押したりしないように、赤ちゃんの様子を見ましょう。

赤ちゃん体操で親子ともども心身が健やかに!

赤ちゃん体操は、赤ちゃんがママ・パパのぬくもりを感じて安心する時間でもあります。

赤ちゃん体操、マッサージイメージ

赤ちゃんの脳の発達を促進させるため、また親子のスキンシップを取るためにも、月齢にあった赤ちゃん体操を行って、赤ちゃんの健やかな成長を見守りましょう。

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