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子供の肥満を食事で改善!子供が1日で摂取すべきカロリーってみんな同じなの?

ここ数年、問題になっている「子供の肥満」――これは単に運動不足などの表面的な問題に留まらず、内臓疾患などを生む可能性があります。つまり、子供時代から正しい食生活を保護者が管理してあげることで、将来の生活習慣病予防にもつながるのです。

体重計に乗る子供の足元

ここでは、子供の肥満を解決すべく食事を改善して頂くための知識として、お子さんが一日で摂取すべきカロリー数の計算方法をご紹介していきます。

まずは「1日に必要な基礎代謝基準値」を算出

単純に子供の食事の量を減らすだけでは、肥満と同じく問題になっている「痩せ」「栄養不足」になってしまい、健康を維持することができなくなります。それではいくら肥満を解消しても、本末転倒ですよね。

そこでまずは、子供の年齢と体重を掛けあわせ、その体格に適した「1日の基礎代謝基準値(kcal)」を算出します。

以下の数字は「体重1kgに対しての基礎代謝基準値」です。そのため、たとえば「10歳男子、体重35kg」の場合、「1kgの基礎代謝基準値37.4×35(kg) = 1,309(kcal)」が「1日に必要な基礎代謝基準値」となります。
※ここでは小学生~中学生を対象に挙げます。

■男子
6~7歳  44.3
8~9歳  40.8
10~11歳 37.4
12~14歳 31.0

■女子
6~7歳  41.9
8~9歳  38.3
10~11歳 34.8
12~14歳 29.6

どれだけ身体を動かすかも考慮して

次に、先に出した「1日に必要な基礎代謝基準値」に、「身体活動レベル」を掛けあわせます。

■身体活動レベル指数
1.5……1日の大半が座っている状態で、活動量が非常に少ない。
1.75……座っていることが多いものの、多少の運動や歩行などがある。
2.0……1日の大半を動いており、運動を習慣的に行っている。

たとえば「10歳男子、体重35kg」で「活発に運動をしている」子供の場合、計算式は「1kgの基礎代謝基準値37.4×35(kg)×身体活動レベル2.0 = 2,618(kcal)」となります。

この「2,618kcal」が1日に必要な「摂取エネルギー」であり、食事から摂ってもよいエネルギー量の限界と言えます。

間食のカロリーも忘れずに

1日に摂ってもよい「摂取エネルギー量」が分かったら、この数値を「3食の食事+間食(飲み物を含む)」に振り分けます。

どうしても夕食が多くなりがちですが、出来る限り夕食ばかりに偏らないように配分するように気をつけましょう。また主食(ご飯、パン、麺類などの炭水化物。炭水化物に含まれる糖質は「唯一の脳のエネルギー源」)から得られるエネルギー量は、全体の半分を目安にしてください。

食事をする親子

子供にまで広がる食生活の乱れですが、肥満の原因には勉強や友人関係などのストレスによる過食もあります。

そのため、家庭内できちんと食事をコントロールしつつ、もしも親御さんが食事量をコントロールできないほど子供自身に欲求があるようならば、根本的なストレス要因についても考えてみてはいかがでしょうか。

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