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子供の動体視力が気になるなら-動体視力を鍛える簡単トレーニングを日常生活に取り入れて!

お子さんが野球や卓球などの球技をしている時、プレイ中のボールや対戦相手に対する動きにもどかしさを感じる……、なんて事は多々あるのではないでしょうか。そして頭に浮かぶのが「動体視力」という文字。

少年野球イメージ

テレビなどのメディアでも、特集される一流選手のスゴさを表す目安として「動体視力」が取り上げられることは珍しくありません。もちろんスポーツシーンに限らず、日常生活においても動体視力が優れている方が良いに決まっています。

そこで、子供の動体視力を向上させるトレーニング方法についてまとめました!

DVA動体視力とKVA動体視力

「動体視力」には2種類あることをご存じですか――左右に動くモノを追う「DVA動体視力」と、奥から手前へと直進するモノを追う「KVA動体視力」があるのです。

たとえば「DVA動体視力」は、卓球やテニス、バスケットボールなどで、相手やボールが急速に左右に動くのを捉える視力の事。

「KVA動体視力」はピッチャーが投げるボールや、ボクシングで相手のパンチが飛んでくるのを捉える視力を指します。

「DVA動体視力」の場合、使用しているのは「外眼筋」と呼ばれる眼球の外側にある筋肉です。この筋肉をトレーニングすることで、眼球運動が活発になり、左右の激しい動きにもついていけるようになるのです。

「KVA動体視力」の場合は外眼筋ではなく、「水晶体」の収縮によるピント調節機能の反応速度が問題になります。そこで、この水晶体の反応速度をトレーニングすることで、前後の動きに強くなるようになるのです。

DVA動体視力トレーニング1

アメリカなどのプロアスリート選手が行うトレーニングのひとつに、「リアクションボール」を使用した方法があります。

リアクションボールとは、野球ボール程度の大きさの、ボコボコとした出っ張りのついたボールのこと。バウンドさせると、通常のボールとは異なるイレギュラーな跳ね方をするため、「反射神経」と「DVA動体視力」を同時に鍛えることができます。

2人1組で向い合って投げ合うことも、1人で行うこともできるため、ウォーミングアップ時やちょっとした時間の合間に動体視力トレーニングができますよ。

DVA動体視力トレーニング2

DVA動体視力は、身体を動かさなくとも、日常的に眼球運動を行うことでトレーニングすることができます。以下に例を挙げます。

1.車や電車に乗っている時に、外の看板や他車のナンバープレートなど、流れ去っていく文字を読み取るトレーニング
2.虫捕りトレーニング
3.アプリを活用したトレーニング
(例:横にすばやく流れる文字を読み取る。画面中にランダムに現れる数字を読み取る。)

KVA動体視力トレーニング

「KVA動体視力」を鍛えるには、前後の動きのあるモノを意識的に見なくてはいけません。しかし「DVA動体視力」とは異なり、「前後の動きがあるモノ」を日常的に探すのはなかなか難しいのが現状です。

そのためたとえば

1.バッティングセンターでの、スピードボールを打つトレーニング
2.アプリを活用したトレーニング
(例:こちらに投げられた「文字や数字が書かれたボール」を見て、その文字や数字を瞬時に読み取る。)

を行うのがオススメです。

動体視力はトレーニング次第

動体視力は筋肉に依るため20歳をピークに衰えていきます。そのため子供の時期にどれだけ動体視力を鍛えられているか、また大人になってからもどれだけトレーニングを継続し続けているかが、後々の能力レベルに影響します。

外を眺める子供

スポーツをしているお子さんは当然のこと、眼の健康維持を望む大人の方も、普段の生活のなかに動体視力を鍛えるトレーニングをぜひ取り入れてみてください。

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