運動

筋肉量を増やすと病気になりにくいってホント?筋肉と健康の関係って?!

健康のために運動をしましょう!――このような「健康」と「運動」をつなげた考え方は、何の疑問もなく、頻繁に口にされます。かくいう私も、「運動不足=身体が弱い」という、なんとなくのイメージにとらわれている一人……。

スニーカーを履いた足元

そこで「運動と健康の関係」について調べてみたところ、どうやら「筋肉量」がポイントのようです。以下に「筋肉量を増やすメリット」をご紹介します。

筋肉とリンパ球の関係

筋肉の役割について、きちんと把握している方は多くはないのではないでしょうか。ほとんどの場合、「四肢など身体全体を動かすための、伸縮するパーツ」のような答えになってしまうのでは。

しかし実は筋肉には、身体が病原菌に侵された(=病気になった)時に役立つ、ある物質が存在しています。それはアミノ酸の一種である「グルタミン」です。

ではなぜこの「グルタミン」が病気と関係するのか。それは病気になった際に筋肉は「消費」され、筋肉中のグルタミンを使って、免疫機能を持つ「リンパ球」が作られるからです。

結果として、このリンパ球が病原菌にアタックし、「身体を守る(生体防御する)=健康を維持」します。つまり「筋肉量の増減」と、「身体を守るリンパ球の働きの強弱」は比例すると言えます。

骨粗しょう症と筋肉量

さらに意外にも、女性に多い「骨粗しょう症」も、筋肉量と少なからず関係しています。

手足を見ても分かるように、骨と筋肉はセットになっています。そのため、運動などで筋肉に負荷がかかると、その刺激で骨にも負担がかかります。すると骨密度が高まり、骨粗しょう症を予防できるのです。

女性が陥りやすい「食事制限のみで運動をしないダイエット」では、筋肉量も栄養も減ってしまい、さらには骨密度まで減少してしまいます。

美しいボディラインになるには、適度な運動とバランスの良い食事で体脂肪は減らし、筋肉量は増やす(またはキープする)ほうが、将来的にも健康的な方法なのです。

筋肉は溜められない

筋肉量は、何もしないままだと、約20歳をピークに減少します。

一般的に、体重に対する筋肉量の比率は、男性は「20代で約44%」が「60代で約29%」、女性は「20代で約39%」が「60代で約26%」まで減少すると示されています。

この数字を見て、「自分は若い時にたくさん運動したから、加齢で筋肉量が減っても、ベースが平均より多いから安心だろう」と思った方――残念ながら、筋肉は「毎日継続して」増やす運動をしないと、急激に減ってしまうのです。

ですから、昔は運動をしていたから「筋肉量が多かった」ではなく、「現在、筋肉量を増やす」習慣をつけているかが、健康維持には重要なのです。

毎日増やすのが重要

健康を維持する範囲での筋肉量を増やすために、過度な運動をする必要はありません。

住宅地を歩く4人家族

最近注目されている「インターバル速歩(早歩きとゆっくり歩きを3分ずつ繰り返す歩き方を、12~15分/日)」や、太もも上げ運動などを、ちょっとした時間に「毎日」行い、継続して筋肉量を増やす努力をしていきましょう。

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

「ベテランママ」の運動新着記事

新着記事をもっと見る