運動

運動のベースとなる「身体能力」を高めるための、お薦めベーシック習慣

「身体能力がもっと高ければ、レギュラーになれるのに……」「あの人は身体能力が高いから、どんなスポーツでも難なくこなすね」「◯◯選手は身体能力が子供の頃からずば抜けていると有名だった!」など、今ではすっかり一般的にも使われる「身体能力」という言葉。

球技道具一式

そんな会話が出る度に、(私自身は全然運動ができないため)昔も今も、「身体能力が高い人って何をやってもキマるからいいなあ」などと羨ましいと思わずにはいられません! やっぱり何事も能力が高いに越したことはないですからね。

そこで、まだまだ心身ともに発展途上な成長期の子供たちのためにも、どのようなことに注意して生活すれば身体能力が高くなるのか、以下に身体能力が高くなる方法をまとめました。

「身体能力」とは

まず「身体能力」とは体育学用語であり、身長体重を含む「身体的基礎能力」の総称です。具体的には筋力、持続力、瞬発力、柔軟性、心肺機能、反射神経などを指し、テクニック(技術)は含みません。

※文部科学省によると、すべての子供たちは、以下の身体能力が一定レベルに達している必要があるとのこと。

・筋力 ・筋持久力 ・瞬発力 ・心肺持久力 ・敏捷性 ・平衡性 ・柔軟性

ですからたとえば「彼は初心者だけど、元々身体能力が高いから、テクニックさえ習得すればすぐに上達できる」というような言い方は出来ます。

しかし「彼は身体能力が高いから、どのスポーツをさせても、テクニックがうまい」とは言えないのです。

ダラダラ歩きを卒業しよう

では、運動をする際のベースとも取れる「身体能力」を高めるには、どうすれば良いのでしょうか。

まずは歩き方の見直しをしてみましょう。「インターバル速歩」という歩き方をご存じですか? これは通常のウォーキング以上に筋力や持久力を上げると言われている歩き方です。

【インターバル速歩の方法】
「普通の速度で3分歩く」⇒「大股で早く3分歩く」を1セットとして、1日15分間繰り返します。

小さなお子さんの場合は必要ないですが、ある程度成長すると、背中を丸めて(ひどい場合は携帯ゲームやスマホを見ながら)ダラダラ歩きをする子供もいるのでは? その姿勢の悪いダラダラ歩きが、実は現代っ子の身体能力の低下を招いている一因なのです。

「インターバル速歩」では、歩くことに集中して前かがみになったり猫背になったりしないように、注意してください。上半身はまっすぐと、背筋を伸ばして胸を張り、両腕は(軽く後ろに振る感じで)振りながら歩くことがポイントです。

常にこのインターバル速歩をすることは難しいですが、1日15分間行うことで自然と全身の筋力がつくため、無理なく普段の姿勢も良くなります。

この「インターバル速歩」は、日ごろ運動不足な大人でも短時間でできる、簡単な身体能力アップトレーニング。なんとなくダラダラ歩くのがクセになっていたり猫背になっているのなら、今日からすぐにでも実践しましょう。

股関節を柔らかく

次に股関節の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。身体能力のひとつである柔軟性を上げることは、とっさの瞬発力や敏捷性の向上、またケガがしにくい事にもつながるため、子供から大人まで軽視できません。

ストレッチなら自宅ですぐにできるため、親御んさんも子供と一緒に行うことを習慣にすることをオススメします。

【股関節の柔軟性を高めるストレッチ1】
①仰向けになり両足をまっすぐ上に伸ばします。
②両足の裏を合わせ、その状態でゆっくりと膝を曲げて下げていきます。
③無理をせずに十分に下がったら、5回深呼吸をします。
④両足を真っ直ぐに開いていきます。
⑤無理をせずに十分に開いたら、5回深呼吸をします。

これを1日3セットを目安に行います。

開脚ストレッチ

【股関節の柔軟性を高めるストレッチ2】
①床に座り、両足を直角に開きます。
②片足を折り曲げ、かかとがお尻のほうを向くようにします。
③上半身を、伸ばしたままの足のほうに倒します。
※この時、両手の平はパーの状態です。

30秒キープしたら、反対の足でも行います。

どちらのストレッチも膝や腰などに痛みを感じるようなら、無理して続けずにすぐにお止めください。

身体能力が応用力を促す

現代人の身体能力の低下は以前から指摘されていますが、今や子供たちまでも身体を動かす時間よりも座っている時間が長くなり、健康面から見ても問題視されています。

また反対にプロのスポーツ選手に憧れて、高度なテクニック磨きにばかり目が行く子供本人や親御さんも増えているとか。

しかし運動のベースとなる肝心の身体能力を鍛えていなければ、繰り返し練習して習得した「特定のテクニック」しか結局は出来ず、状況に合わせて動きを応用させる、もうワンランク上の動きまでは到達できないのです。

現代人の身体能力の低下は以前から指摘されていますが、今や子供たちまでも座っている時間が長くなり、問題視されています。

プールで泳ぐ子供

また反対にプロのスポーツ選手に憧れて、テクニック磨きにばかり目が行く子供本人や親御さんも増えているとか。

しかしベースとなる身体能力を鍛えていなければ、特定のテクニックしか出来ず、状況に合わせて動きを応用させることが出来ないのです。

身体能力は「生まれつき」だけではありません。日頃から身体の動かし方に気をつけて、運動における基礎能力を高めましょう。

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

「ベテランママ」の運動新着記事

新着記事をもっと見る