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低年齢の子供もスポーツ保険に加入すべき?最近よく聞くスポーツ保険ってどんなものなの?

最近では幼児の頃から何かしらのスポーツをしていることが当たり前となっており、成人するまで、もしくは成人以降もスポーツクラブに所属していることが想定されます。

サッカーの試合中の子供

そうした中、子供が熱心にスポーツをしているご家庭ほど、気になるのが子供の「スポーツ保険」ではないでしょうか。しかしスポーツ保険とはどのような内容の保険なのか、具体的にはよく分からないという親御さんも多いかと思います。

そこで子供も加入できるスポーツ保険について、またスポーツ保険に加入するメリットについてご説明していきます。

スポーツ保険とは

おおまかに説明すると、「スポーツ保険」とは該当時に起こった事故によるケガ・傷害によって被った損害(通院、入院、手術、死亡、後遺傷害)に対して支払われる保険のことです。

さらには、該当時に他者に対してケガを負わせてしまった場合、また該当時の突然死に際して親族が負担した葬祭費用の補償も保険がカバーする範囲に入っています。

※「スポーツ保険」という名前を聞くと、「スポーツ活動」だけに限定されているように感じますが、実際には「文化系の活動」においても適応されます。

公益財団法人スポーツ安全協会のスポーツ保険

国内のスポーツ保険はほぼ「公益財団法人スポーツ安全協会」が提供するスポーツ保険(正式名称は「スポーツ安全保険」)に集約されています。たとえば東京海上日動のHPにおいても、「スポーツ安全保険(スポーツ保険)」の項目は「公益財団法人 スポーツ安全協会」へと引き継がれています。

ただし上記のスポーツ保険が適応されるのは、「4名以上の団体」と定められています。そのため個人でスポーツを行っている場合は、このスポーツ保険に加入することはできないため、別の個人用保険に加入する必要があります。

さらには、このスポーツ保険は「学校管理下の活動」には適応されません。学校とは「保育所、幼稚園、小中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校」があたり、つまりは体育の授業や部活動中に発生した傷害や死亡事故に対して、スポーツ保険はカバーされません(前提として「部活動」など学校活動に対しての団体加入はできません)。

スポーツ保険の対象

ではどのような団体ならば、このスポーツ保険に加入することができるのでしょうか。

まず、不定期な日時に不定期なメンバーで行うスポーツ団体は、対象となりません。きちんと活動日時(毎週土曜13時~、など)が決まっており、所属メンバー、活動内容など、細かな活動計画が作成されており、それに基づいて「指導監督者」(責任者)が指示を行って活動している団体、が対象となるのです。

空手をする子供

この条件に合っている場合は加入後、「活動場所への集合」「活動準備」「実際の活動中」「合間の休憩時間」「後片付け」「解散」までが、スポーツ保険の適応時間となります。

※活動場所から被保険者の自宅までの往復経路も対象範囲です。

保険対象は1つの団体ごと

もしも子供さんがスポーツクラブ・団体に所属される場合は、ほとんどの場合、その団体はこの「公益財団法人 スポーツ安全協会」のスポーツ安全保険に加入していると考えられます。

そのため、団体の方からこのスポーツ保険に加入することが推奨されます。なぜならやはり年齢にかかわらず、いつ何時「被害者」または「加害者」になるのは予測がつかないことであり、また可能性はゼロではないためです。

また仮に複数のスポーツクラブ・団体に所属していて、そのうちの1つでスポーツ保険に加入していたとしても、適応されるのは「該当団体の活動時」のみです。そのため、同時に複数の団体に所属しているならば、すべての団体にてスポーツ保険に加入する必要があります。

さらには、スポーツ保険に加入する単位は「年単位」のみです。そのため、数日だけの活動であったとしても、「最低1年分」の加入料が必須となります。

スポーツ安全保険の保険料の目安

公益財団法人スポーツ安全協会のスポーツ安全保険の保険料は、中学生以下の子供で1人あたり年間掛金800円であり、団体活動と合わせて個人活動も対象範囲とするならば、1人あたり年間掛金1,450円です。

ただし「山登り系」「アメリカンフットボール」などの危険度の高いスポーツに関しては、年齢に関係なく1人あたり年間掛金11,000円になります。

保険金額は、中学生以下の子供で通院(1日につき)定額1,500円、入院(1日につき)定額4,000円、後遺傷害で最高3,000万円、死亡時は2,000万円です。

※2017年5月現在。賠償責任保険額など詳細については、公益財団法人スポーツ安全協会のHPにてご確認ください。

不測の事態に備えることも大事

スポーツ・運動をしている時は、思わぬ事故にあったり、他者にケガを負わせてしまったりする危険性が普段以上に高くなると考えても懸念しすぎることはありません。

サッカーをする子供

もしもの時に子供さん自身はもちろん、親御さんが金銭面で後悔しないように、子供さんの年齢に関わらずスポーツを習わせる際はスポーツ保険に事前にきちんと加入し、子供さんが健やかに育つ安心材料のひとつとして捉えられればよいかと思います。

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