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「子供がメガネをすると視力が落ちる」はウソ!?子供用の度付きスポーツメガネの選び方まとめ

成長期の子供たちには、身体機能を高める上でも積極的にスポーツをしてもらいたいと、幼少期からスポーツクラブに入っている子供さんたちの数は増えています。しかし中には視力が悪く、どうしても度がついたメガネをしないと周りが見えない、という子供さんもいらっしゃいます。

メガネをしている女の子

特に近年ではテレビやゲーム、スマホやパソコンなどの使用が増え、近視の子供の数は増加傾向に。そのため「度付きのスポーツメガネ」を子供にかけさせたい親御さんも増える傾向にあります。

そこでまずは子供のメガネの有用性をご説明し、子供用の度付きスポーツメガネの選び方をご紹介します。

「近視」「乱視」「遠視」って何?

まず最初に、視力になぜ問題が起きるのかご説明します。

視力に問題がある場合、大きく「近視」「乱視」「遠視」に分けられます。通常の視力「正視」の場合、眼球内の枠部分にあたる網膜上にピントが合っています。

しかし近視の場合、ピントが「網膜よりも前」に合ってしまっています。眼球は自力でこのピントのずれを「後ろへと」直すことは不可能なため、メガネのレンズを補ってピントを合わさなくてはいけません。

乱視の場合は、ピントが「網膜よりも前もしくは後ろ」に合ってしまっています。これは角膜や水晶体などが歪んでしまっていることが原因で起こります。近視の場合と同じく、メガネのレンズを補ってピントを合わさなくてはいけません。

遠視の場合は、ピントが「網膜よりも後ろ」に合ってしまっています。近視と異なるのは、眼球は自力でこのピントのずれを「前へと」直すことは可能な点です。ただしこの修正は軽度なレベルにとどまるため、遠視の状態が強い場合(ピントのずれが大きい場合)は、メガネのレンズを補ってピントを合わさなくてはいけません。

視力トラブルの構造

●Normal vison:正視 ●Myopia:近視 ●Hyperopia:遠視 ●Astigmatism:乱視

さらに近視のなかには「学校近視」と「仮性近視」があります。

「学校近視」とは、6~15歳の小中学生の子供が近視になってしまうことを指します。この年代は成長に伴い、眼球も成長し大きくなります。そのため眼球内の機能に不調が生じやすくなり、ある時から近視になってしまうのです。

「仮性近視」とは、パソコンやゲーム、スマホなど、近くを見続けることで目の筋肉が凝り固まり、一時的に近視のようにピントが合わなくなっている状態を指します。この状態が続くと恒常的な近視になってしまうため、早期の点眼治療や視力改善ストレッチなどを行う必要があります。

メガネで視力が落ちるはウソ!?

では子供とスポーツメガネについて話を戻します。

親御さんのなかには、子供さんが初めてメガネをかける際に積極的でない場合があります。その理由は「メガネをかけるとさらに視力が落ちていくのではないか」という懸念があるからです。しかしこれは全く事実ではなく、メガネが原因で視力が落ちることはありません。

その反対に、きちんと物が見えると子供の精神的・身体的ストレスは減ります。裸眼の場合、無理に見ようとして目の筋肉が常に緊張状態になってしまいますが、メガネにより正しく矯正されればその緊張は緩和され、脳や身体の他の部位への負荷も減ります。

スポーツ・シーンでも同じく、周囲の状況が見えなくては子供の精神的・身体的ストレスは増大するばかりです。しかし一般的なメガネでは、激しく動くスポーツの場合、ずれたり外れたり、ぶつかってケガをするなどの危険がともなうため、スポーツ専用の「スポーツメガネ」の着用は欠かせないのです。

おすすめの子供用スポーツメガネ

スポーツメガネには、バンドで後頭部まで留めるゴーグルタイプがあります。

これは主に「サッカー」「野球」「バスケットボール」「ドッジボール」など、激しく身体を動かし、相手選手やボールとの接触が多いスポーツをする子供さんにおすすめです。

※競技によりスポーツメガネの使用ルールが異なるため、学校の行事などではなく、競技の公式試合などに出場される場合はご確認ください。

子供用メガネを選ぶポイント

スポーツメガネに限らず、子供用のメガネを選ぶ際は、以下のパーツに注意して選ぶ必要があります。

1.鼻パッド
子供の鼻はまだ高くないため、鼻パッド部分のフィット感が良くないとずれ落ちやすくなります。落ちやすくなり危険なだけでなく、メガネがずれるとレンズの中心点と目の中心がずれてしまうため、視界が歪んでしまい、目の筋肉に負担をかけてしまいます。

鼻にフィットしていないと眼精疲労や頭痛などの要因ともなるため、注意しましょう。なお、スポーツメガネの場合は、ケガをしにくい、衝撃を吸収するタイプを選びましょう。

2.テンプル(柄)
テンプルもまた、メガネのずれやすさを大きく左右します。一般的なテンプルは少しの衝撃でもずれやすいため、スポーツメガネとして選ぶ場合は、耳を包み込むような、先が丸くなったテンプルを選ぶことをおすすめします。

※先述した「ゴーグルタイプ」が一番安定感がありケガをしにくいため、スポーツメガネとしてはおすすめします。

度付きスポーツメガネで存分にスポーツを!

視力が悪いことは、スポーツ・シーンにおいてはマイナスとして捉えられ、子供本人がコンプレックスに感じることも予想されます。

メガネをしている子供のキャッチャー

しかしそのような一種のハンデを、正しい道具を正しく使うことで克服できるのなら、有効利用しないワケにはいきませんよね。ケガなどの危険まで回避できる度付きのスポーツメガネを選び、存分にスポーツを楽しみましょう。

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