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一流選手は子供時代からスポーツを始めている-将来性を伸ばすためのベストなスポーツ習得法とは

近年、日本人スポーツ選手の国内外での活躍はめざましく、国際的にも注目度が高まっています。

サッカーをするイメージ画

そのような、いわゆる一流スポーツ選手たちが現在の実力を得るまでの軌跡を知るために、かれらの子供時代のスポーツ環境がどのようなモノであったかを調査したところ、ある共通点が見受けられました。

有名一流選手の子供時代

世界で活躍できるような一流選手になるためには、子供の頃からそのスポーツに特化してトレーニングしていたに違いない――なんとなくこのようなイメージを思い描いてしまいがちですが、実際は以下のような結果が。

多くの有名一流選手たちは、ほぼ3~6歳ぐらいの幼少より「複数のスポーツ」を楽しみながら行い、最終的に現在行っているスポーツにしぼった、というのです。

ではなぜ早い段階で1本にしぼらず、複数のことを同時期に学んだことが一流選手への道となったのでしょうか。

プレ・ゴールデン・エイジとは

運動能力が劇的に伸びる10~12歳ごろの時期を「ゴールデン・エイジ」と呼びます。さらにその前段階の子供の時期(2~10歳)を「プレ・ゴールデン・エイジ」と呼びますが、この時期は身体を動かせば動かすほど、様々な動きをグングンと習得し、身体に染みつくというのです。

この「プレ・ゴールデン・エイジ」と「ゴールデン・エイジ」の時期は、特定のスポーツだけではなく、「スポーツを限定しない幅広い動き」を学ぶことが重要。つまり、この時期にどれだけ多くの運動能力を伸ばしたかが、成長後の身体の動きや、それに伴う判断力の高さを決定づけるのです。

なにをさせるか迷ったら

さらに、多くの一流選手が共通して行っていたスポーツに「水泳」が挙げられます。なんと子供の頃に水泳をしていると、「空間認識能力」が高くなるため、他のスポーツを行ってもその能力を使って的確にプレイすることができるようになるのです。

※水泳をすると、計算力や視覚運動能力も伸び、自己表現能力も豊かになるという研究結果も発表されている。

日本人は何事も一筋に取り組むのが偉いことのように思いがちですが、欧米では一流選手ほど子供時代に複数のスポーツを習い、どれもプロレベルでプレイするのは珍しくないとのこと。

偏りのある訓練だけを積むのではなく、運動能力を総合的に伸ばすほうが、将来的には一流レベルになることは実証済みなのです。

運動の経験値が重要

運動能力の良し悪しは生まれつきではなく、子供時代にどれだけ身体を動かしたかの「経験値」が問題となります。

そのため、もしも親御さんが子供に「◯◯の選手になってほしい」と願っていたとしても、そのスポーツの技術だけを訓練するのはオススメできません。

プールのなかの少年

複数のスポーツを行い、運動能力と視野を広げ、一流選手に求められる資質を備えることこそが、子供の将来性を伸ばすことになるのです。

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