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複数のスポーツを経験していると運動神経が伸びる!?一流アスリートの育て方と運動神経の関係

ここ数年で日本人アスリートたちの国内外での活躍はめざましく、彼らを憧れの眼差しで見ているお子さんは多いはずです。

複数の球技の球

実際にスポーツクラブなど、学校以外でのスポーツ活動に参加して「将来はプロへ……」などと考えているお子さんや親御さんの姿はよく見受けられますが、実は現在活躍している一流アスリートたちは、子供のころに「複数」のスポーツをしていた、ということが分かってきました。

「プロになったスポーツ一筋じゃなく、複数?」と驚かれそうですが、これにはれっきとした理由があったのです。

運動神経の発達過程とは

ここで言う「運動神経」とは、いわば「脳が的確に身体を動かすように、該当箇所の筋肉などに指令を出すための回路」を指します。この運動神経は、2歳までに成人の5割、5歳までには8割、そして12歳~15歳程度で発達は終了します。

そしてまた、一度出来上がった運動神経は、ほぼ無くなることはないとされています。

4~8歳頃は全身運動を

そこで、「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる4~8歳頃までは、全身の運動神経のベースを形成し、整えるために、様々な動きを習得させるようにすることが必要です。

そのため、特定のスポーツのみを行って動きに偏りが出ないようにし、運動すること自体が「楽しい」と思うように、遊び感覚でスポーツ体験をさせることがオススメなのです。

9~12歳頃は新しい技術の習得を

次の「ゴールデン・エイジ」と呼ばれる9~12歳頃は、運動神経が完成しつつあり、何でもすぐに習得できる「吸収力のある」時期。

そのため、この時期の子供にはどんどんと新しい技術を教えて、それらに対応できる身体と運動神経を発達させることが最適なのです。

12歳までにあらゆる運動神経を伸ばして

以上から、小学生の時期にはひとつのスポーツだけではなく複数のスポーツをさせるほうが、運動選手として将来的に活躍の幅が広がると言えます。

ひとつのスポーツだけでは使わない筋肉を意図的に使い、種目によって異なる判断力や瞬発力を養うことで、心身ともに柔軟性のある、運動能力の高い子供へと成長。さらには12歳までに十分に発達した運動神経を駆使して、12歳以降の体力・知力が伸びる時期には、持てる運動能力を開花させることができるのです。

異なる動きで運動神経を伸ばす

欧米では、一流のアスリートほど子供時代から複数のスポーツを掛け持ちし、どれもプロ級の腕前でプレイしているのが当たり前とか。

日本でも最近の有名アスリートは複数のスポーツ実績があり、12歳までにあらゆる動きに対応できる運動神経を発達させていることが顕著になっています。

柔軟体操をする少女

ひとつの事に打ち込むのも大変なことですが、応用力のある運動神経づくりのためには、あえて動きの異なるスポーツを子供たちに経験させることが重要なのです。

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

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