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高校受験の学校選び、偏差値だけで選んでない?迷ったらするべき3つのポイント

中学1年生の時からすでに高校受験について具体的に考えておられるご家庭もあると思いますが、多くの受験生は中学3年生の秋頃まで、受験校選びに迷ってしまうのではないでしょうか。

悩む女子生徒

子供の希望と親の希望が異なったり、学校や塾の先生の別の視点での見解が加わったり、またお父さんとお母さんとの間でも高校選びに意見が割れてしまうことも珍しくはありませんよね。そこでここでは、高校受験における志望校選びに迷ったときにするべきポイントを3つにまとめました。

1:まずは志望校に足を運んで

前提として、志望校を決める時には最低1回は実際に高校見学に行きましょう。

「まさか一度も行ったことのない学校を選ばないでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、中学3年の秋以降に慌てて志望校を変える受験生のなかには、意外にも「HPだけを軽く見て」(ひどい場合には偏差値以外の情報は全く知らずに)志望校を決めてしまうケースは少なくありません。

しかし基本的に高校とは、現受験生が3年間通わなくてはいけない場所。受験生自身がその学校の「校風」「指導方針」「在校生の雰囲気」になじめないと、途中で「こんなはずじゃなかった……」と後悔を抱くようになり、ひどい場合なら「親や先生が勝手に決めたのが悪い」というように周囲を責めるようになってしまうこともあります。

さらには「通学経路」も、受験生本人が一度は経験したほうが良いでしょう。特に重要なのは、実際の通学(登校、下校)時間で高校まで行ってみること。電車やバスなどの交通機関を使う場合、朝のラッシュ時などの状況を踏まえた上で、3年間の高校生活を送ることができるのか検討しましょう。

※保護者目線で言えば、授業料以外に月々の交通費がいくら掛かるのかも計算に入れると良いです。

出願時期が迫るほど、偏差値ばかりを気にして「受かりやすい高校」を探してしまいますが、もっと早くから「行きたい高校」を定めることで受験へのモチベーションは全く異なってきます。

2:授業体験で高校生活をリアルに感じる

上記の「志望校に足を運ぶ」ことをした際は、ぜひ「授業体験」「部活体験」をしておきましょう。

説明会だけではなく、実際の授業・部活風景に身を投じることで、なんとなくイメージしている「高校生活」というものがリアルに感じられるはずです。するとそれまで漠然と数字や文字だけで判断していた志望校に実態が伴い、本腰を入れて目標設定ができるようになります。

学校の教室イメージ

またこのような実地体験をすると、先生の授業方針や生徒の授業・部活への姿勢を間近で見ることができます。その時に感覚的に違和感がないかどうかは、後々の学校生活において非常に大きな比重となります。

3:進学重視か部活動重視か「進学実績」判断

私立高校を選ぶ場合は、大学までエスカレーター式に上がれる「付属校」と、大学受験が待っている「進学校」かの違いが判断基準のひとつになります。

もしも次ステップの大学受験で上のレベルを狙いたいなら、学校全体が大学受験に照準を定めている進学校のほうがオススメ。というのも、周囲が受験対策をしてない高校で、ひとりだけ受験勉強をするのは単純に難しいからです。

※付属校であっても、その大学への進学率が高くない、つまり「よりレベルの高い大学への進学率が高い」高校もあります。この場合は「進学校」と捉えられます。

逆に「大学受験よりも部活動や課外活動に力をいれたい」「特定のスポーツでの推薦がほしい」など、受験勉強とは異なる目的を持って将来を考えているのなら、その分野での力の入れ方をチェックポイントにするのがオススメです。

同じ目的を持っている生徒が多く、高校自体もその目的を支援している環境にある(設けられている「コース」や「専門学科」など)ことが、高校3年間を意義あるものにすると考えましょう。該当高校の過去の在校生の進学実績を資料として、彼らの進学結果が自分の数年後のビジョンと合っているのか、志望校とする前にしっかりと見てください。

補足注意:第1志望校は複数にして!

当然ながら、どれだけ行きたい高校があっても、あまりに偏差値の差がある場合は現実的に合格は厳しいと言わざるをえません。

しかし早々に「どうせ無理だから……」と諦める必要はありません。中学3年生の秋に「偏差値」と「内申点」を考慮しながら、最終的に絞り込めば良いのであり、それまでにはとにかく「行きたい」と思える高校を目指し、高校受験に挑みましょう。

ただしこの第1志望校については、最初から1つにするのではなく、複数の高校を選んでおく方が得策です。偏差値レベルで第1志望校の前後3~5あたりをピックアップしておき、それらを合格視野に入れて受験勉強をします。

そうすることで後々選択の余地が広がり、また「たったひとつだけの志望校」を諦めなくてはいけなくなった時に「目標を見失い、高校受験へのモチベーションが下がる」という弊害を避けることもできます。

笑顔の女子生徒

高いレベルの志望校を1つだけ目指し、退路を断ってしまうぐらいの気合があるのは素晴らしいことです。しかしもしも性格的にそのプレッシャーに潰される可能性があるのならば、ほぼ同レベルの高校複数を第1志望校にして、柔軟に選択できるようにしておくことをオススメします。

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