勉強

同じように勉強しても個人差ができる理由は集中力が原因!?集中力をアップさせて効率的な勉強をしよう!

受験生はもちろん、受験を視野に入れている子供なら、毎日何時間も勉強を家や学校、塾や自習室などで行っていることでしょう。

参考書の山

しかし中には「こんなに毎日勉強しているのに、どうして◯◯ちゃんよりいつも成績が悪いんだろう」「◯◯君と同じ勉強時間なのに、どうして彼だけどんどん成績が上がるの?」など、勉強時間に特別な差はないはずなのに、成績に個人差がどんどん出てしまって不安になる、という方はいませんか?

「どうせ元々の頭の良さが違うんでしょ!」と諦める前に、どうして同じように勉強しても差が出てしまうのか、その原因を解明して対策をしてみましょう。

勉強時間中、ずっと集中していますか?

たとえば一日5時間、勉強机の前に座っていたとして、実際に集中して勉強したのは何時間ぐらいだと思いますか? 多くの子供たちが自信を持って「5時間ずっと集中していた」とはとても言えないのが現実です。

「勉強しようとした時間」と「きちんと集中して勉強内容を頭に入れていた時間」はまったくの別モノ。参考書を開いていてもうたた寝をしていたり、別の物事に気が行っていたりしていれば、その間は厳密には「勉強時間」ではありませんよね。

そこでまず挙げられるのは、「勉強時間が同じでも成績が良い人」は「集中力が持続する人」という事実です。

なぜ集中できないのか?

ではどうすれば、勉強における集中力を持続させることができるのでしょうか。

まず集中力が持続しない理由に、「余計な物が目に入ってしまう」もしくは「音楽などの音に意識をもっていかれる」という、視覚と聴覚の問題が挙げられます。

脳というのは新しい刺激を受けると、そちらの方を優先してしまう傾向にあります。この刺激とは五感からもたらされますが、(あまり好んでやっていない)勉強中は視覚刺激や聴覚刺激に左右されやすいと言えます。

たとえば勉強机の上に、勉強とは関係のない本やマンガ、スマホなどが置いてあれば、どうしてもそちらに気が散ってしまいがちに。また窓が見える場所なら、窓の外が気になるという人もいるかもしれません。

また音楽を流しながら勉強をする人もいますが、もしも勉強している時に音楽が「聞こえている」のなら、それは本当には勉強に集中できていない証拠でもあります。

視覚タイプと聴覚タイプ

ここで質問です――あなたは「視覚」「聴覚」のどちらでより集中力が切れ易いでしょうか。もしも「マンガなどが目に入ると集中力が削がれる」のならば、視覚タイプ。逆に「ちょっとした音楽や物音でも集中できない」のならば、聴覚タイプです。

視覚タイプの場合は、勉強中はとにかく視界に余計なものが入らないように気をつけることが、集中力を高める第一歩です。

自室で気が散る子供

そのため視覚タイプの方は(趣味のものを置いている)自室で集中して勉強するのはむずかしいかもしれません。代わりに図書館や学校の自習室など「勉強のみをしなくてはいけない環境」、また自宅の場合ならリビングなど親の視線がある環境にあえて身をおき、まずは一定時間集中する習慣をつけましょう。

聴覚タイプの場合もまた、静かな環境であるならば図書館や学校の自習室で良いでしょう。しかし隣の人の物音、外の音や話し声が気になるようならば、自室のほうが集中できる可能性が高まります。

ただし自室でも外の物音や足音などが気になる場合ならば、あえて「自然の音」(波音、川が流れる音など。騒音ではないため集中力を削ぎにくい)を小さく流すことで騒音を中和させて消す、という方法があります。

しかし聴覚タイプの方への注意点としては、受験本番は周りの物音を消すことができない、という事が挙げられます。そのため静かな環境で一定時間集中する習慣をつけた後は、徐々にわずかな物音なら集中力を途切れさせない訓練をしていきましょう。

細かい時間制限を設ける

勉強時間は確保できているのに、あまり成果が出ないと感じられるのならば、無自覚に「勉強時間が終わるのを待っている」可能性があります。つまり、たとえば「20時から23時まで勉強する」と決めていたとしても、3時間ダラダラと教科書を読んで「今日も3時間勉強した!」と思っているだけならば、集中できていないどころか、全く勉強の意味がないのです。

そのためたとえば「20時から21時までにここからここまでの問題を解く」「15分休憩後、21時15分から22時まではここまでをやる」というように、休憩時間も含めて細かな勉強スケジュールを立てて、自らを追い立てるようにしてみましょう。

人間は時間に追い立てられると集中力が発揮され、期待以上の成果が出ます。ただしあまりに無謀なスケジュール立ては続けられず、挫折するだけです。時間を区切る際は、「集中することでクリアできるギリギリの勉強内容・ボリューム」にして、達成感を味わえるようにすることがオススメです。

集中力は訓練で上げられる!

「頭が良いから集中力がある」という言い方をする方もいますが、これは言い訳にすぎません。なぜなら「集中力を上げて頭を使う努力をしていることで、『頭が良い』状態になっている」とも言えるからです。

学校での勉強

同じ時間勉強に割くならば、断然「集中力を持続させる」ほうが効率的に知識が頭に入ります。頭が良い人をうらやましがったり、生まれつきと諦めたりする前に、まずは今、ご自分が勉強時間を有効に集中して活用しているのか、見なおしてみてください。

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

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