勉強

前頭葉トレーニングで子供を脳から鍛える方法!ニューロンを増やせば勉強意欲がアップする!?

子供を持つ保護者の方がよく言われる悩みとして、「子供がなかなか勉強しない」「子供がいつもダラダラしていて、やる気がみられない」「授業中、どうやらボーっとしているらしい」というような、主に勉強に対する子供の「覇気(やる気)のなさ」は、常に上位にくるのではないでしょうか。

やる気がなくなった子供

このような子供の勉強意欲の低さやダラけた生活態度は、もしかしたら「脳の働きがゆるくなっている」のかもしれませんね。もしもそうならば、方法は簡単――脳を鍛えればいいのです。そこで、まずは脳のどの部分を鍛える必要があるのかをご説明し、いつでもすぐに(子供も大人も)誰でもできる脳のトレーニング方法をお教えします。

前頭葉のニューロンは毎日死んでいく

「脳が働いている」「脳が鈍い」など、ひとまとめに「脳」という表現を使いがち。ですが、「やる気(モチベーション)」「勉強、仕事の処理」「記憶力」「コミュニケーション力」「理性」「意思決定」など、いわゆる「人間らしく生きるための能力」を司っているのは、脳のなかの「前頭葉」という部分なのです。

前頭葉(そのなかのさらに大部分は「前頭前野」と呼ばれる)は脳の前半分(額のあたり)の領域を指し、大脳の一部です。脳の情報処理・伝達機能は神経細胞「ニューロン」の働きに依っていますが、このニューロンは生まれてすぐに半分ほどの量が死んでしまいます。さらに8歳くらいまでにさらにその大半が死んでしまい、その後は毎日10万~20万個が死んでいきます。

この毎日死んでいってしまうニューロンの多くは、記憶を司る「海馬」や先述した「前頭葉」にあるもの。そのため年を取るほどに記憶力が低下したり、情報の処理能力やスピードが低下したり、感情のコントロールが効かなくなったりという現象が起きるのです。

鍛えれば前頭葉は活性化する

毎日ニューロンの数が減ってしまうことがわかったところで、次のように考える方もいらっしゃるかもしれません。

「年を取るほどにニューロンが死んでいくということは、まだニューロンの数が減っていない子供には関係ないんじゃないの?」

しかし実は、子供や若年層だから前頭葉は衰えていないと、単純に安心はできません。というのも、常に意識的に前頭葉を働かせていなければ、その機能は十分に働かないどころか、どんどんと(筋肉のように)衰えていってしまうことが分かっているからです。

脳の構造図

さらには、年齢に関係なく前頭葉を働かせて鍛えれば、「ニューロンは新しく生まれて増える」という研究結果も出ています。そのため、「やる気が出ない」「新しいことを覚えられない」「予定を立ててその通りに実施することができない」などの問題を抱えているのならば、ぜひ親子で前頭葉を鍛えるトレーニングをおこなってください。

前頭葉を鍛えるトレーニング方法

1.音読と黙読の両方を行う

まず音読について。これは教科書であろうと、まったく趣味の本であろうとも結構です。黙読とは異なり、声に出して読むことで視覚のみならず、聴覚(自分の声を聞く)や顔を動かす感覚も活性化されます。さらにはスピードを上げて、出来る限り早く読むことが、前頭葉を鍛えるためには有効です。

早く音読すると、前頭葉が持つメモリー機能が働き、活性化が起こります。また言語を読み上げることで、言語野のある左脳側が働き、ぐんぐんと鍛えることができます。

次に黙読について。黙読もまた前頭葉を活性化させますが、特に想像・イメージを司る右脳側が活性化します。できれば文学作品を読み、情景をイメージする訓練をおこなってください。

前頭葉は右脳・左脳の両方にまたがっているため、音読・黙読の両方をバランスよく行えば、前頭葉全体を活性化させることにつながります。試験勉強においても、言語力と図解読解などのイメージ力、また先を読む応用力が必要となるため、右脳・左脳の両方を鍛えることが成績アップにもつながると言えるでしょう。

2.文字の色を読み上げるゲームをする

「あお」という文字が「赤色」で書かれている場合・・・「あか」と読む
「あか」という文字が「青色」で書かれている場合・・・「あお」と読む
「きいろ」という文字が「赤色」で書かれている場合・・・「あか」と読む
「みどり」という文字が「黄色」で書かれている場合・・・「きいろ」と読む
「みどり」という文字が「緑色」で書かれている場合・・・「みどり」と読む

というように、「文字」と「その文字が書かれている色」を変えたり、中には同一にしたりした表を作り、「その文字が書かれている色」を読み上げるゲームをしてみましょう。

慣れてきたら読むスピードを上げたり、反対に「文字」をそのまま読む行を間にランダムに作ったりと、ルールに変化をつけるのがオススメです。

使うことで前頭葉は鍛えられる

基本的に前頭葉は「慣れないこと」をすることにより、鍛えることができます。そのため以上のトレーニング以外にも、掃除や料理、裁縫などの家事や、ちょっとした雑用、運動を行うことでも十分に活性化できるのです。

授業で手を挙げる子供たち

子供のやる気のなさや段取りの悪さ、勉強への意欲のなさを解消するには、前頭葉を鍛えてゆるめないのが一番。親御さんも一緒に脳トレをすることで、いつまでもイキイキとした毎日を過ごしましょう。

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