勉強

「脳の働き」を鍛える日常生活の過ごし方 ― 生涯成長し続ける脳を持つなら

毎日学校や塾などで勉強している子供たち。しかしただ先生の話を「聞きっぱなし」「ノートを取りっぱなし」では、本当に脳を働かせて、学習能力を高めていると言えるのでしょうか?

ノートに英語の書き込みをする手元

また子供たちだけでなく、(私を含め)大人もまた「脳の働き」を日常的にもっと鍛え、いつまでも活き活きと過ごせるようになった方が良いと思いませんか?

そこで、日常生活に取り込めやすい、脳の働きを鍛える方法についてまとめました。

そもそも「脳の働き」とは

「脳の働き」とは、主に「記憶力」「想像力」「判断力」の3点。これらの機能をアップさせるためには、脳の部位のなかでも、まずは記憶を司る脳の一部である「海馬」「前頭葉」「側頭葉」を鍛える必要があります。

ここで、「感覚記憶」についてご説明します。「感覚記憶」とは、文字通り「(聴覚や視覚といった五感の)感覚で数秒間とらえた記憶」のこと。

たとえば今、目の前にある風景や文章などは、見ている時は「情報」として「海馬」に取り込んでいるものの、いつまでも細かな点までずっと覚えている、ということはありませんよね。

このように「感覚記憶」は通常、長く海馬に「必要な記憶」として留まることはありません。

なぜなら新しい情報が入ってきた際、海馬は「前頭葉」と協力して、「新しい情報かどうか」を調べます。そしてその情報が「側頭葉(=記憶の倉庫)」にストックされていない場合、「必要な記憶」のみ側頭葉に保存し、「不必要」と判断した記憶はごく短時間、海馬に留めるのみで忘れるようにしているからです。

そこで、普段は意識せずに流している「感覚記憶」を、意識的に覚える訓練をしてみましょう。そうすることで、「海馬」「前頭葉」「側頭葉」に刺激を与え続け、脳の働きを活性化させるのです。

1.冷蔵庫のなかを覚える

普段の生活のなかで欠かせない「食材の買い出し」。これを記憶力を上げるチャンスと捉えましょう。

買い出しに行く前に、冷蔵庫に入っているものを視覚で覚え(=予習)、買い物中に思い出していく(=試験)だけ。帰ってから答え合わせ(=復習)もしてみてください。

もちろん「冷蔵庫」限定ではなく、棚や引き出しの中身を思い出すなど、ご自身の生活習慣に合わせてチャンスをみつけて下さい。

2.声に出して一日を振り返る

寝る前に、どんなことでも良いので、その日一日あったことを思い出してみましょう。特に、なんとなく頭のなかで思い出すのではなく、「声に出して」振り返るのがオススメです。

これは単純に「記憶の復習」というだけでなく、何かトラブルが起こっていた場合は、「どうしてそうなたのか」「今後はどうすればよいのか」という過程を検証する機会となり、「経験=記憶」が脳の働きである「想像力」「判断力」を強化するのです。

3.軽い運動をする

ストレッチやウォーキングといった、軽い有酸素運動をすると、筋肉などからの刺激が脳に伝わり活性化を促します。また脳への血流がよくなるため、血中の酸素や栄養素が脳へと多く運ばれることになるのです。

どれだけ脳の部位を鍛えても、エネルギーが足りなければ十分には機能してくれません。脳の働きを向上させるには、定期的な「エネルギー補給」をする必要があるのです。

仕事中なら、座りながらでも軽くストレッチをして、できるだけ脳への血流を良くするようにしましょう。

簡単なトレーニングで脳は成長し続ける

脳は「未完の臓器」とも言われるほど、年齢に関係なく成長できる器官。どれだけ年を取ろうとも、脳の神経細胞や神経線維は外部からの刺激によって伸ばすことが出来るのです。

買い物帰りの親子

いつまでも脳の働きをキープ、もしくは向上させるために、日常生活のなかでこれらのトレーニングを取り入れてみませんか。

この記事の執筆者

朝井 裕子

小学生から中学生の3人の子供(息子2人、娘1人)を育てている専業主婦。
以前は看護師だったこともあり、子供の成長に関するあらゆる分野に興味津々。
子供の成長・学習・学校に関する情報やノウハウを伝えていきます!

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