勉強

脳の仕組みを知り、意識的に記憶・暗記力をアップさせよう!

勉強をする中でぶつかる壁のひとつが「暗記」ではないでしょうか。漢字やことわざ、年号や人物名、英単語・熟語、数式・法則などなど、全ての科目において暗記することは避けられないですよね。

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そのため「記憶力を格段にアップさせたい!」という切実な願いを持っているお子さん(から親御さんまで)はたくさんいらっしゃるはず。

そこでここでは記憶する際の脳の仕組みを知り、簡単に記憶力が上がる最適な方法をお教えします。

記憶が定着するには、3段階あり

単純に見ているモノ全てを記憶していては、1日過ごすだけで脳はいっぱいいっぱいになってしまいますよね。そのため、きちんと必要な情報を記憶するためには、3段階の動きが必要なのです。

その3段階とは、「入れる(インプット)」「保管する(キープ)」「出す(アウトプット)」――つまりこれらを大きく「勉強」という枠に当てはめると、

「予習」し、「授業」で再確認し、「復習」で覚えているか確認。ダメだった箇所は再度覚え直す

という一連の過程となるのです。

※中には、自分で参考書を使って「予習」「復習」をすれば、授業なんていらないんじゃない? なんてお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。

しかし人は物事の背景や理由を「耳から聞き」知ることで、全体を暗記しやすいんです(これを「理解型暗記」と呼びます)。

また「そういえばこの箇所、こういう感じで先生が説明していたなぁ」なんて、体験(疑似体験を含む)したことは思い出しやすいですが、これを「エピソード記憶」と呼ぶそうですよ。

復習する時期もチェック!

記憶を定着させるには復習が必要。ということは授業が終わったらすぐに復習しよう、もしくは1ヶ月後に復習しよう……、とお思いの方、ご注意ください!

記憶したものを忘れることは、よくありますよね。でもその時間の間隔は個人によってズレがあるんです。

一般的には、最初の記憶は1時間で半分程に減ってしまうとか。そのため約1時間後に最初の復習をして、記憶量を戻した後に、12時間後、72時間後、1週間、2週間……、と期間を伸ばしていけば、完璧な記憶の定着が可能に。

・就寝前後には暗記モノを
さらには、睡眠時間中に脳が記憶を整理するため、暗記モノの勉強は就寝前に行い、翌朝目覚めてすぐに前日の復習をすれば、記憶が定着していない箇所を効率的に補強できるのです。

子供の記憶力(というよりも忘却力?)に適した復習のタイミングを知ってスケジュールを立てれば、効果的な学習サイクルが出来上がりますね。

記憶の長さには3種類あり

次に記憶の種類について。記憶に種類がある? と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、あるんですよ。

それらは「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」とよばれています。全て名前の通り、感覚記憶は一瞬のみの記憶、短期記憶は30秒程度、長期記憶は永続的に残る記憶を指します。

勉強に活かすには、当然ですが「長期記憶」がポイントです。

長期記憶を活かした暗記法

長期記憶とは、普段本人は意識していなくても、脳はずっと忘れていない動作や物事のこと。実は言語においてもこの長期記憶があり、たとえば外国にいてその国の言語を日常的に耳にしていると、自然と理解できるようになった、というものも該当します。

つまり、1日少しだけでも良いので、毎日勉強を続けること。この「毎日」という繰り返しの行動により、脳が記憶を定着させるのです。週末にまとめて一気に……、というやり方は、掛かった総時間は同じだとしても、結局は身についていないんですね。

さらに重要なのは、耳からインプットし、音読によって口からアウトプットをすること。特に英単語や熟語を覚える際には、この方法を取ることが最も有効なんです! 英語のCDを聞くことはムダではないんですよ。

リスニング学習をする子どもたち

また、口からのアウトプットとともに「書く」ことでも、記憶力が上がります。これは英語だけでなく、漢字などにも応用できますね。

覚えていない単語は時間を空けて何度も「聞き、音読して、書く」ことで、脳に確実に染み込ませていきましょう!

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