勉強

記憶力が勉強のカギ―勉強方法は年齢と共に変えるべき?

教育に熱心なお家の場合、お子さんが小さなころから「勉強(学習)」に対して、ある程度の訓練をされてきているかと思います。

しかしある時期を境に、これまで行ってきた勉強方法では成績が伸びず、親子ともどもお悩みになるケースがあるようです。

勉強道具

我が家でも子供たちの勉強する姿を見ていて、「いつまでも同じような方法で良いのかな……」と疑問を持った時期がありました。そこで「年齢と勉強方法との関係」について調べてみました。

小学生の記憶力と勉強方法

記憶力――勉強する過程において、この能力は非常に大きな比重を占めます。しかしこの記憶力、小学生と中学・高校生とでは、質が異なってくることをご存じでしょうか。

一般的に小学生の時期は、いわゆる「丸暗記」が非常に得意(これを「知識記憶」と言います)。大人がなかなか覚えられないような、電車やキャラクターの名前を、小さな子供ほどすぐに覚えてスラスラと暗唱してしまうなんて事、心当たりありますよね。

そのため小学生(特に中学年ぐらいまで)の時期は、問題を解く基礎となる公式や言い回し、年号や人物名などを「知識として丸暗記」する勉強方法を多く行い、知識のベースづくりを徹底することがオススメです。

中学・高校生の記憶力

では(小学校高学年から)中学・高校生になると、記憶力はどう変化するのでしょうか。

その時期になると、小学生の頃に比べて「すぐに暗記できない……」と悩み、学習能力の伸びに壁を感じる子供が出てきます。ひどい場合には「脳が老化した」なんて勘違いし、勉強がイヤになってしまうことも。

しかしこの現象は、その子の記憶力自体(もしくは知能)が劣った訳ではありません。なぜならこれは、中学生以降になると「知識記憶」ではなく「経験記憶」のほうが勝るようになるという、自然なことなのですから。

アウトプットを重視して

「経験記憶」とは、実際に経験(体験)したことで脳に蓄積される記憶を指します。小学生以前の出来事よりも中学生以降に起こった些細なことの方が、記憶が鮮明だったりしませんか? それは経験に基づく「経験記憶」を得意としている年代だからです。

ではこの経験記憶を勉強にどう利用すればよいでしょうか。そこで注目すべきなのが「アウトプット」です。

「アウトプット」、つまり外に出す作業とは、「教科書を音読する」「ノートに書く」「間違った所を集中的に、読み書きしながら復習する」というように、視覚だけでなく身体を使った勉強方法のこと。

丸暗記の能力が落ちてしまったとしても、このアウトプット勉強法を実践すれば、より論理的に物事を理解しつつ覚えることができるのです。

脳の成長に合わせた学習方法を

成長に合わせた脳の仕組みを知れば、昔ほど丸暗記が出来なくなっても、落ちこぼれたのではない事は一目瞭然! 脳が得意な勉強方法に切り替えればいいだけです。

勉強する生徒たち

またこのアウトプットの方法は、大人になってからでも適応できます。小学生のお子さんには「知識記憶」を、中学生以降のお子さんには「経験記憶」を促して、親御さんも一緒に記憶力向上を目指してみてはいかがでしょうか。

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