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頭の回転が早い人の特徴は? 頭の回転力を知るチェックリストと訓練方法、回転力テスト

子供の時期に限らず大人になってからも、なにかと「頭の良し悪し」というものは、他人を評価する際の判断基準になるのではないでしょうか。そしてその時に何気なく使われるのが「頭の回転が速い」「頭の回転が遅い」という表現。

疑問を抱く女性

ただしこの「頭の回転の速さ」を指し示すのは、単に勉強ができる、学校のテストの成績が良い、というような「数字で表される」ものではなく、また一過性のものでもありませんよね。

なぜならたとえばですが、頭の回転がそれほど速くなくても、何度もゆっくりと時間をかけて勉強すれば、限られた範囲内でのテストなら、良い点数をとれる可能性はあるのですから。

では一体「頭の回転の速さ」とは、どのようなことを指しているのでしょうか。そこで以下に頭の回転が速いとされる人の特徴を挙げていき、自分の頭の回転が速いかどうかを診断できる簡単なテストをご紹介します。

頭の回転速度は脳の情報処理能力による

「頭の回転が速い」とは、いうなれば脳の情報処理能力が高い(処理スピードが早い)ということ。

簡単に説明すると、脳内には神経細胞「ニューロン」が網の目のように伸びて広がっており、外部からの情報を伝達する通路を作っています。

五感(物事を読み取る視覚、人の話を聴き取る聴覚など)により外から入ってきた各情報が脳内に入ると、それらは電気信号となってニューロンを通して脳内の情報処理をする部位に届けられます。頭の回転が速い場合は、まずこの情報を運ぶ速度が速く、さらには脳内での情報処理時間が短いと言えます。

特に脳内の「前頭葉」という部位が発達していると、情報処理能力が高く、頭の回転が速くなる傾向があるという説があります。というのも、前頭葉は「判断力」「意思決定力」「感情のコントロール」など、人間が社会とかかわり生きていくうえで重要な能力を司っており、また脳内の他の部位へ指令を送る「脳の司令塔」という役割があるからです。

そのため、この前頭葉がよく働き、各部位へすばやく次のアクションを命令できる人ほど、外へのアウトプットも必然的に早くなるため、他者からは「頭の回転が速い」というように映るのです。

頭の回転が速い人の代表的特徴

では実際に、頭の回転が速い人にはどのような特徴があるのでしょうか。代表的なものを以下に挙げます。

1.人の話への理解力が高い

頭の回転が速いとは、情報処理能力が高いということ。そのため他者からわずかな情報を聞くだけで、これまでの自身の経験や知識を補足し、また要点を自分で整理することができるため、話し手が言わんとする状況をすぐに理解することができます。

2.要点をまとめるのがうまく、まとめたがる

1と付随して、情報処理能力が高いと、様々な情報から必要事項を抽出し、物事をすばやく整理するのがうまくなります。その結果、他者の話を「まとめたがる」傾向にあります。

3.記憶力がよい

これもまた1と付随し、情報処理能力の高さと記憶力の良さには相関関係があります。なぜなら物事を判断するには、過去の経験や知識も必要となるからです。また普段は覚えていないようなことでも、ふとしたきっかけで思い出し関連づけることで、物事の関係性を補完することができるのです。

4.早口で説明をする

頭の回転が速いと、考えていることが脳内でどんどんと展開します。それを口に出して言葉で表現するとなると、どうしても口が追いつかないため、どんどんと早口になってしまいます。

仕事する男女

5.仕事、作業を効率よくこなす

物事の理解がはやく、要点をとらえるのがうまいため、仕事上でも状況判断からの決断に進むスピードが速いと言えます。また複数のタスクがある場合、どれをどのように処理すればよいのかを瞬時に判断し、優先順位を決めて無駄なく作業を進めるため、結果的に効率よくスピーディにこなすことができるのです。

以上が頭の回転が速い人の特徴――ということは、これらの項目は「頭の回転が速いかどうかのチェックリスト」としても利用できます。項目に当てはまる数が多いほど「頭の回転が速い人」であり、あまり当てはまらないのなら、残念ながら「頭の回転はあまり早くない人」と言えますね。

頭の回転を速くする方法、回転力テスト

では「頭の回転の速さ」は持って生まれた特性であり、改善はできないのかというと、実はそうではありません。年齢に関係なく、脳は日ごろの訓練次第で回転が速くなる可能性が高いのです。

ではどのようなことを行えば、頭の回転が速くなるのか、簡単な方法をご紹介します。

1.ある条件にあった事物を挙げていく

いわゆる「古今東西ゲーム(山手線ゲーム)」のような、特定の条件の中で、思いつく限りの事物を思い出していく訓練。難しくないレベルなら、「動物の種類」というような、具体的に答えが存在する条件でテンポよく挙げていきます。より高度にするならば、抽象的な条件(「リラックスできる行為」など)を自ら設定してみましょう。

これを行うことで想像力、連想力がつき、なにか問題が起こった時にもその解決策などを思いつくスピードが上がります。

2.「もしも」の仮定とその結果を想像する

「日本国内の20代以下の年代層が全くいなくなったら」など、ありえないような「もしも」の状況を設定します。そしてそうなったら「どういうことが連鎖的に起きるか」、そして「その場合、どういう行動をとるべきか」ということを考えます。

これまでの経験や知識を総動員し、物事の起着点を想像する力を鍛えることで、状況把握力や物事への対応力が高まり、結果的に頭の回転が速くなります。

頭の回転はスピードアップできる!

頭の回転の速さは、常にどれだけ脳を働かせて、脳を鍛えているかで左右されます。つまり「私は頭の回転が遅いから」と考えることを止めてしまえば、どんどん衰えるばかりです。

話し合う男女学生

「頭の回転を速くする方法」を日々の習慣とし、他の人と一緒に「頭の回転力テスト」をしてみることをオススメします。そして定期的に「頭の回転の早い人の特徴」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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