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受験生に人気の合格祈願神社-関東編!

中学、高校、大学受験は人生の大きな転換期。受験生も親御さんも、「合格」を手に入れるためには何にでもすがりたいのが本音、かもしれません。

高校生

もちろん勉学に励むことが受験合格への近道ではありますが、どれだけやっても試験当日まで不安な受験生は珍しくありません。そこで人気となるのが「合格祈願」にぴったりな神社。本当にご利益があるかどうかは分かりませんが、毎年多くの悩める受験生たちが合格祈願に足を運んでいます。

ではどのような神社が、毎年合格祈願として受験生たちに人気なのでしょうか。ここでは関東地方に絞ってご紹介します!

予備知識:学問の神様「菅原道真」って?

合格祈願のための神社は、よく「『学問の神様』が祀られている」と言われます。この学問の神様とは、具体的には平安時代に活躍した実在の人物「菅原道真(すがわらのみちざね)」を指します。

全国にある約8万の神社のなかでも「天神」「天満宮」と呼ばれるものは、この菅原道真を祀っているのです。

菅原道真は貴族出身であり、幼少より学問・芸術分野に類まれなる才能を発揮しました。時の天皇に重用され、政治の世界においては右大臣にまで上り詰めた傑物でした。しかし政敵に陥れられ、京の都から九州の大宰府へと左遷。都に返り咲きことはなく、大宰府にて一生を終えました。

その直後から天変地異が頻繁に起きたため、菅原道真の祟りを鎮めるために、全国に「天神」「天満宮」が作られました。しかしいつしか菅原道真の類まれなる秀才ぶりを崇めるようになり、「学問の神様」として認知されるようになったのです。

ちなみに全国の天満宮では梅の木が植えられ、毎年2月~3月に「梅まつり」が開催されます。これは菅原道真が梅の花を好み、梅の花についての和歌を多く残しているためです。

関東地方人気の合格祈願神社1:湯島天満宮(天神)(東京都文京区)

関東地方のなかで有名な合格祈願神社といえば、トップで湯島天満宮(天神)。菅原道真を祀った3大天神(京都「北野天満宮」、博多「太宰府」と合わせて)として、全国的にその名を知られています。

ただし458年の創建当初は、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと。剛力で有名な神様)をお祀りする神社であり、後の1355年に菅原道真を合わせてお祀りすることになった経緯があります。

学業成就・合格祈願の祈祷も行われており、個人の場合なら5,000円から、団体なら10,000円から予約なしで受けられます。合格の願いがかなった場合は、神様にお礼のお詣りもしましょう。
※公式HP参照。

また合格祈願の学業お守りや鉛筆などは、受験生本人はもちろんのこと、お知り合いの受験生へのプレゼントとしても人気があります。

関東地方人気の合格祈願神社2:亀戸天神社(東京都江東区)

菅原道真をお祀りする「学問の神社」として古くから有名な亀戸天神社。九州の太宰府天満宮に習って造られており、明治6年までは「東宰府天満宮」という名で知られていました。

創建は1661年、菅原道真の末裔であった神官が天神信仰を広めるために諸国を巡り、亀戸に元々あった天神の祠(ほこら)に、飛梅(とびうめ。太宰府に左遷された道真を慕って飛んできたとされる梅。太宰府天満宮にある神木)で出来た天神像を奉納したのが始まりと言われています。

神社の梅

亀戸神社もまた学業成績・試験合格祈願を受けることができ、個人では5,000円から、学校のクラス単位では10,000円からとのことです。※公式HP参照。

関東地方人気の合格祈願神社3:日光東照宮(栃木県日光市)

「学業の神様」という概念からは離れますが、世界遺産かつ「関東最大のパワースポット」として国内外から多くの方が参拝に集まる日光東照宮。全国の東照宮の総本社でもあります。

江戸幕府初代将軍である徳川家康を神格化し、「東照大権現」として祀っている神社であることは言わずもがな。実はこの徳川家康は学問を重視していたことから、日光東照宮もまた、学業に関するご利益があるとされているのです。

日光東照宮のなかで特に受験生におすすめのスポットは「叶杉」。これは家康公の墓所(宝塔)の横にあり、樹齢約600年。この杉の祠にむかって願い事を言うと、叶うと言われています。

こちらもまた祈祷を受けることができ、個人では5,000円から、団体(20名以上)では1名2,300円から可能です。※公式HP参照。

関東地方人気の合格祈願神社4:常磐神社(茨城県水戸市)

こちらも徳川氏と縁の深い神社である常磐(ときわ)神社。場所が水戸市であることから推測できるように、「水戸黄門」で認知されている水戸藩2代目藩主の徳川光圀、また水戸藩9代目藩主の徳川斉昭が祀られています。

歴史的にはまだ浅く、明治元年(1868年)にすでにあった偕楽園内に祠が建立され、その後社殿が建てられました。

※偕楽園(かいらくえん)・・・日本三名園のひとつ。1833年、水戸藩9代目藩主の徳川斉昭が構想し、『孟子』の一節から着想を得て、「民と偕に楽しむ場」という意味から「偕楽園」と名づけた。そのため現在も入園無料。

水戸藩2代目藩主の徳川光圀、また水戸藩9代目藩主の徳川斉昭は「水戸学」を推奨し、明治維新の際には幕末の志士たちに多大な影響を与えました。そのため常磐神社は学問の神様を祀る神社として有名となったのです。

徳川家の葵紋が描かれた印籠を模したお守りが受験生たちにも人気となっています。

合格祈願はムダではないはず!

学問の神様を祀った神社――ご利益があるかないかは分かりませんが、自分の力を信じた上で神様の力まで信じてみたら、これはかなり心強いのでは?

鳥居

受験の道のりは、長く続く精神的な戦いでもあります。気持ちを引き締めるためにも一度神社を訪れて、お祈りするのも良いかもしれませんね。

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